1000°C耐熱の気密端子。高温でも完全気密でデバイスを保護します。シンプルな設計で、お客様のコストダウンにも貢献します。
ショットは、ガラスセラミック技術を用いたHEATAN(R)(高耐熱気密端子)を開発しました。従来の気密端子では、ガラスの耐熱温度の制約により耐熱温度が300℃程度であるのに対し、HEATAN(R)は、1000°Cに耐えうる非常に高い耐熱性を備えています。自動車のエンジンから排ガスまでの高温・悪環境の箇所でも、センサーなどさまざまなデバイスにHEATAN(R)を絶縁端子として使用することで、直接デバイスを高温部に配置することができ、また完全気密により、排ガスや水などのデバイス内部への侵入を完全防御できます。これらにより、お客様のデバイスの小型化、高精度化が可能になります。シンプルな構造の気密端子のため、部品点数が低減し、これによりお客様のコストダウンにお役立ていただけます。
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基本情報
【特長/仕様】 • 1000℃の動作環境下での機械的安定性 • 最大300,000 kmの温度サイクル (実用走行距離換算) • 一体型のシンプルな設計/部品点数の削減 → 小型化、コストダウン • 耐腐食性 (ガソリン/ディーゼル排気ガス、AdBlueに対する耐性) • 電気絶縁性:室温で1E+12 Ω*cm以上 • 気密性:1E-8 mbar l/s以下 (1E-9 Pa・m3/s以下) ショットのHEATAN(R)は、個別のご要求に応じ、カスタム設計が可能です。
価格帯
納期
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用途/実績例
高温用途向け車載用デバイス (エンジンマネージメントシステムや排気処理システムに使用されるCatalyst、温度センサー、圧力センサー、PMセンサーなど)
企業情報
ショットは、特殊ガラス、ガラスセラミックスの分野をリードする国際的なテクノロジーグループです。140年以上にわたる優れた研究開発や素材と専門技術の蓄積により、多岐にわたる高品質な製品とインテリジェント・ソリューションを提供し、お客様の成功に貢献します。 ショットは、家電、医薬品、エレクトロニクス、光学、自動車、航空機など多くの産業にイノベーションをもたらします。ショットは、すべての人の暮らしの中で重要な役割を果たすことをめざしています。グループの中核企業、ショットAGはカール・ツァイス財団の完全子会社です。 ショット日本株式会社は、ショットグループアジア初の販売子会社として1966年に設立されました。2018年2月に、光学ガラス、結晶化ガラス、薄板ガラス、耐熱ガラス、ガラス管、光ファイバー、医薬品用一次容器などの販売を行う東京営業部と、エレクトロニックパッケージングの開発、販売を行う水口事業場とを統合し、新たな体制で、ショットの技術と製品を提供しております。