建設・建築の設計品質向上、コスト削減を実現する革新的コラボレーションツール
建設・建築設計分野でVR(Virtual Reality)の利用が進んでいます。VRというとHMD(Head Mounted Display)をイメージしがちですが、最近、注目されているのがスクリーンに映像を投映する没入型ディスプレイ技術「プロジェクションVR」です。 プロジェクションVRでは、企画・意匠・設計・解析・生産技術・保守・利用者など、複数のユーザーが同時に互いの姿・表情を確認しながら、活発な議論や会話を交わすことが可能で、VRを使いながら円滑なコミュニケーションを実現できます。 従来の平面図やパースだけでは完成イメージの共有には不十分でしたが、3Dモデルを使用することで設計プロセスでのレビュー精度を向上させることができ、関係者が完成イメージを細部まで確認することができるのです。 これによって、より良いデザイン・設計や問題点の早期抽出が可能になり、設計プロセスのフロントローディングの推進が実現できます。 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。また、弊社デモセンターで実際に体験いただくことも可能です。
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基本情報
【プロジェクションVRとは?】 「プロジェクションVR」とはスクリーンにVR画像を投映する没入型のディスプレイ技術です。ユーザーを取り囲むようにスクリーンを設置することで、人間の視野をすべて覆うような映像空間を実現します。HMDによるVRと比較して、今までにない圧倒的なフォトリアルなVR世界を体験できることが特長です。 【製品ラインアップ】 ■大型単面スクリーンシステム POWERWALL ■3面スクリーンシステム CANVAS ■多面スクリーンシステム CAVE ■その他 ・曲面ディスプレイシステム ・2視点同時投映システム (240Hz投映) ・Rigiflex Screen(ローラブルハードスクリーン) ・様々なVR用プロジェクタラインアップ ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
価格帯
納期
用途/実績例
※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。また、弊社東京デモセンターでは、実際に体験いただくことも可能です。
詳細情報
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複数のプロジェクターを使用して、前後左右の壁面、さらに天井や床にも映像を投影することで、よりリアルな没入感を演出する。
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建設・建築分野では、BIM/CIMの導入が進み、容易に3Dモデルによる検討ができる環境が整いつつあります。3Dモデルによる検討には、3次元点群データの取得や360°動画の録画ツールの普及など、さまざまなVRソリューションが提案され、導入実績も増加しています。コンセプトデザイン、機能設計、部品設計などの設計プロセスでVRレビューを行うことで、製造段階からの後戻り作業の削減が可能になります。
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HMDとプロジェクションVRの比較 【HMD】 ・利用者の頭部に装着して使用 ・基本的に一人で使用 ・視界を覆い、ケーブルもあるため自由に移動できない ・安価に導入可能 ・解像度(画質)が不十分 ・相手の顔が見えないためコミュニケーションがとりづらい ・HMDの重量やVR酔いの懸念 【プロジェクションVR】 ・スクリーンに映像を投映してVRを表示 ・大型映像による多人数同時体験 ・軽量でシースルー型の専用メガネによりユーザーは映像と互いの姿・表情を同時に見ることができる ・VR酔いをしにくい
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POWERWALL活用の例
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CANVAS活用の例
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CAVE活用の例
企業情報
バルコは1934年にベルギーで創業(日本法人であるバルコ株式会社は1995年設立)しました。 その歴史はラジオの製造から始まり、現在ではディスプレイ技術、プロジェクション技術、コラボレーション技術を核に、主にエンターテイメント、ヘルスケア、エンタープライズ向けに可視化ソリューションを開発、設計しているグローバルなテクノロジー企業です。 現在では90か国以上に販売拠点を持ち、2019年の連結総売上げは1,000Mユーロを超え、従業員約3,600名、400を超える特許を取得しています。