幅広い冷却ガス圧に対応する真空熱処理炉
『RQシリーズ』は、シンプルな冷却ガス上下切替機構を搭載した 高圧加圧ガス冷却横型真空炉です。 オプションとして対流加熱機能の付加が可能。 循環ファンによる対流加熱は850℃まで昇温でき、真空加熱(放射加熱)の 欠点である低温での昇温遅れを大幅に改善します。 【特長】 ■省エネルギー性を高めるため、インターナルチャンバ外表面温度を200℃以下に維持 ■開閉ドアは、クラッチ式ドアを採用し加圧下での安全性向上 ■圧力損失の少ない流路設計で大きなガス流量 ■冷却ファンに連続定格のモータ採用で、低温域の冷却速度の低下防止 ■可動式ガス流ガイド装置により、ワークへの冷却ガス分布の均一性を向上 など ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
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基本情報
【基本性能】 ■操業温度常用(最高) ・真空加熱:540℃~1280℃(1320℃) ・対流加熱:~850℃(オプション仕様) ■到達圧力:7mPaより高真空 ■排気速度:大気圧から15mPaまで15分以内(脱ガス、空炉、常温、N2ガスパージ状態より排気) ■昇温時間:常温から1150℃まで40分以内(空炉、真空、制御T/C温度) ■冷却時間 ・1150℃から150℃まで12分以内(空炉、N2ガス、260kPa、ガスファン冷却) ・5分以内(空炉、N2ガス、260kPa、ガスファン冷却) ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
価格帯
納期
用途/実績例
【用途】 ■焼入れ ■焼戻し ■溶体化処理 ■時効効果 ■磁性処理 ■焼なまし ■ろう付 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
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当社は、IHIグループの熱・表面処理ビジネスの中核企業として、 お客さま価値の向上を第一に事業活動を行ない、真空熱処理装置及び 新素材製造装置分野において、国内トップクラスシェアを誇るまでに 成長を果たしてきました。 製造拠点としては、石川島岩国製作所を前身とする岩国事業所と、 日本ヘイズを前身とする各務原事業所があり、さらに各務原事業所には 熱処理テクニカルセンターを備え、装置がもたらすプロセスの研究開発と、 お客さまとのオープンなイノベーションの場として、拡充を図っております。