STKシリーズはMSCの無血清培養が可能で、化学的に組成が明らかな培地であるため、これからのMSC研究に有用なツールです。
体性幹細胞のひとつであるヒト間葉系幹細胞 (hMSC) は、軟骨・骨・靭帯・脂肪・筋肉・血管などへの分化能あるいは分化転換能を持ち、骨髄などの生体組織から大きな苦痛を伴わずに分離することができるため、再生医療の移植用幹細胞として注目されています。 従来、MSCの体外増幅や分化誘導には、ウシ胎児血清 (FBS) あるいは自家ヒト血清 (患者自身の血液由来) が必要でしたが、STKシリーズはMSCの無血清培養が可能で、化学的に組成が明らかな培地であるため、これからのMSC研究に有用なツールです。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【製品ラインナップ・特長】 STK1 - 初代間葉系幹細胞用 無血清培地 《初代培養用》 骨髄・脂肪、滑膜組織から、間葉系幹細胞を樹立できます。 ● 特長 ・間葉系幹細胞と培養器材との速やかな接着を促進します。 ・間葉系幹細胞のみを選択的に増殖させる効果があります。 STK2 - 間葉系幹細胞用 無血清培地 《増殖培養用》 間葉系幹細胞の増殖培養に好適です。優れた増殖性を実現し、高い分化能を維持したまま培養が可能です。 ● 特長 ・一般的なウシ胎児血清 (FBS) 添加培地や市販の間葉系幹細胞用培地より、優れた増殖性と分化能維持を実現します。 ・ハイドロキシアパタイトを足場とする培養にも有効です。 ・培養器材への細胞外基質などのコーティングが不要です。 STK3 - 間葉系幹細胞 骨分化用 無血清培地 《骨分化用》 骨分化誘導の効率が高く、培養期間を大幅に短縮します。 ● 特長 ・骨分化に要する約21日間の培養期間を、約7日間に短縮します。 ・細胞のロット間による分化能発現の差を軽減します。
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関東化学は1944年(昭和19年)の設立以来、総合試薬メーカーとして、試薬、電子材料、臨床検査薬、化成品の4つの分野で厳しい品質管理体制の下、競争力の高い製品を開発し続けています。