リチウムから調味液まで水溶液を高濃縮する膜システムです。蒸発濃縮や電気透析の代替として。レンタル機もあります。
【BCの強みを活かせそうな分野】 ・廃リチウムイオン電池からのリチウムの回収 ・海水、塩湖、排水からのレアメタルなど有価物回収のための濃縮処理 ・製塩における海水の濃縮 ・有機酸、アンモニア、リチウム、カリウムなどを含む水溶 塩の濃縮 ・果汁、しょうゆ、だし、アミノ酸、ホエー、乳製品工程での濃縮処理 ・産業廃水の減容化のための濃縮処理 ・医薬製造工程における溶液濃縮 BC膜濃縮システムとは、水溶液を高濃縮できる非加熱で省エネルギーな膜システムです。 BC膜濃縮システムは、食塩水ならば塩分濃度を 20% 以上に濃縮できます。 半透膜の両側に濃度差の小さい溶液を流すBCは一種のOARO(Osmotically Assisted Reverse Osmosis:浸透補助逆浸透)です。 新商品/革新プロセス開発への活用をご検討ください。 ビーカースケール試験に「ラボ試験機」を、ベンチスケール試験に「ベンチ試験機」をご用意しています。 各試験機は販売だけでなく、レンタルも可能です。 技術の概要については下記よりダウンロードしてご覧ください。 お気軽にご相談ください。
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基本情報
この資料はBC膜濃縮システムの概要を説明したものです。 特長や可能性のある用途などをご紹介しています。 【東洋紡のBC膜でできること】 1.従来のRO膜に比べて2倍以上の濃縮度 (RO法、BC法とも7MPaの運転圧力で食塩水を濃縮する場合 ) 2.蒸発法に比べエネルギー消費量を50%以上削減 (食塩水6.7wt%(70g/L)を21.6wt%(250g/L)に濃縮する場合、MVC (Mechanical vapor compression) 法における蒸発量m3あたりのエネルギー消費量24kWhとの比較による) 3.非加熱処理のため濃縮物の熱劣化を抑制 BC : Brine Concentration G0216
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納期
用途/実績例
【用途】 ■レアメタル回収:水溶液中のリチウム塩などの濃縮試験 ■食品濃縮:アミノ酸・調味成分の濃縮試験 ■製塩:海水の濃縮試験 ■減容化・経費削減:排水・廃液の濃縮試験 ■非加熱濃縮:熱劣化しやすい成分の濃縮試験 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
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大気と水の浄化に貢献するVOC処理装置で40年、世界の水不足解決に貢献する逆浸透膜で40年。 環境と水問題に取り組む東洋紡が新たにBC膜濃縮装置を開発しました! 【適用の可能性のある分野】 ・リチウムなどの水溶液中の有価物の回収 ・非加熱濃縮処理による新たな製品開発 ・製塩など熱エネルギーを使う製造工程の省エネルギー ・無排水化(ZLD)による環境負荷の低減 ・その他溶液濃縮プロセスの改善、効率化、経費削減、新機能付加等