1工程で、Snめっきの差厚が可能(リールtoリール)! 挿入時や2次プレスでの錫の削れカスが激減できます!
【これまでの課題】 従来の錫全面めっきでは圧入部とはんだ付け部それぞれの特性を最大限に活かすことが難しく、また2次加工後の錫の削れカスが課題となっていました。 【効果】 ・差厚部分めっきが可能になりました。 ・圧入部の膜厚を薄くすることで挿入時の錫の削れを抑制し、はんだ付け部を厚くすることではんだ付け性を保つことができます。 ・2次加工する際、後曲げ部分の下地ニッケルを露出させることで錫の削れカス発生が激減しました。 ・リフロー処理を行うことで、ウィスカの発生を抑制します。また、お客様の指定膜厚に最適な温度で行うことでめっき皮膜にヨリやガマ肌が発生することを抑制します。 どんな些細なことでもお気軽にお問い合わせください!
この製品へのお問い合わせ
基本情報
差厚Snリフローフープめっきは、錫めっきの膜厚を厚い部分と薄い部分で付け分けができるめっき加工です。 錫めっきはウィスカが出やすいため、めっき後にリフロー処理することが多くあります。リフロー処理を行うことでウィスカの発生を抑制します。 三ツ矢のリフローラインは錫めっきを2度処理することで、圧入部とはんだ付け部の膜厚を変え、それぞれの特性を活かすことが可能になりました。 錫全面めっきの場合、めっき後の2次加工などで金型に錫の削れカスが付着することがありますが、三ツ矢の差厚Snリフローフープめっきは、金型にあたる部分の下地ニッケルを露出させて削れカスの付着を防止することが可能になりました。 ※下地は全面ニッケルめっきとなります。 ※曲げがある場合は別途相談となります。
価格帯
納期
用途/実績例
【用途】自動車-IGBT、電子部品、電気電子-バスバー等 【解決できる課題】ウィスカ発生対策、良はんだ・良接合性
詳細情報
-
新工法:差厚Snリフローフープめっき
-
従来:Sn全面めっき
カタログ(2)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
三ツ矢は1931年創業の金属表面処理加工のめっきを行っている会社です。 一般的なめっきはもちろん、難素材へのめっきにも力を入れており、対応めっき種は約90種類となります。 現在のめっきはIT、電子デバイス、ユビキタス、次世代エネルギー、次世代モータリーゼーション、環境技術等の先端技術に必要不可欠な存在になっています。この中で株式会社 三ツ矢は顧客ニーズに応えるため、厳しい要求に「とりあえずやってみよう」の精神でお応えし、「困ったときは三ツ矢へ持って行け」と評価をいただける仕事を、電子・電気機器製造会社や自動車・運送機器製造会社など多くの企業様とお取引いただいています。 ご相談内容に応じて最適なめっき技術をご提案させていただきます。1個からの少量試作も対応しておりますので、どんな些細なことでもお気軽にお問合せください。