ジャパン漆喰の製造元を訪ね、時代を超えた、技術と知恵を引き継がれた製造過程をご紹介
石灰・糊・すさの100%天然素材で江戸時代から独自の技術が育まれてきた漆喰。漆喰の変わらない製法と変化するアイデア。現代に伝えてきた技術と文化を生かしながら、MYKEブランドの「JAPAN漆喰」は現代建築に合わせて別注をかけた商品です。製造を担う栃木県の製造会社に、石灰石の採掘から製造、製造に至るまでの研究について、お話を伺いました。前編は採掘から石灰を釜で焼く工程までをご紹介します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ジャパン漆喰は、約2億5千年前の海中のサンゴなどが堆積してできた日本国内でも有数の良質な石灰石の地層があります。古くからその土地の特長を生かした漆喰の製造がはじまりました。創業当時は建築用の漆喰を江戸へ販売することが多かったそうです。飛鳥時代には確立していたと考えられている日本の漆喰。白壁で美しく、防火・防湿性や丈夫さに優れていることから神社仏閣、城郭などで広く多用され、現在では東京駅など日本の主要な建築物に使用されている日本を代表する建材です。
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基本情報
<ジャパン漆喰>製品概要 種類:内装仕上塗材 成分:石灰・つのまた糊・麻スサ 内容量:25kg/缶 標準塗り厚:2mm〜3mm 標準散布面積:約10m²/缶 標準塗り付け量:2.5kg/m²
価格情報
目安設計価格 ¥4,500 〜 ¥5,000 / m² ※材工の場合の目安価格となります。 ※当社は材料のみの販売となります。 ※塗り方のパターンによって価格は変動いたします
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
用途/実績例
新築、リフォーム、リノベーションなど、内装に幅広くお使いいただけます。
詳細情報
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漆喰の原材料の一つ、石灰石は日本で唯一自給可能な天然資源と言われています。ここでは自社鉱山から石灰岩を採掘。採掘作業は石灰製造の基盤、高い品質の石灰を出荷することは品質の高い漆喰の製造につながります。
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採掘された石灰石を窯で焼く「焼成」という次の工程に移ります。漆喰に使用する石灰は「塩焼き」と呼ばれる伝統的な製法でつくられています。炉の中に石灰石とコークス、そして少量の塩を入れて3-4日加熱しつづけることで生石灰の結晶が成長、また石灰石の不純物が揮発することで、より丈夫でより白い漆喰のもととなる高品質な石灰がつくられます。
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「塩焼き」で石灰を焼成するのは現在、全国でも数社。職人たちの強い意志により、江戸時代から続く製法が引き継がれています。
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