低Cr鋼樹脂金型向け新処理「EVOLK(エボルク)」は、表面硬さ、拡散層深さがニューカナック以上。
低Cr鋼樹脂金型向け新処理「EVOLK(エボルク)」 P20,P21系材料での硬さは1000HV前後となります。 肌荒れの少なさ・溶接性・変寸の少なさは従来と同様、また低温処理のため寸法変化も極小です。 また、SKD11材についても拡散層深さが従来以上になるため、プレス金型向けにも「EVOLK」は有効です。
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基本情報
(参考)エボルクを行った際の表面硬さ例 PX5 1000HV前後 NAK80 1000HV前後 CENA-V 1200HV前後 SKD11 1350HV前後 ※100g 荷重 母材硬さにより表面硬さ数値は変動します。 参考値としてお考え下さい。
納期
~ 1週間
用途/実績例
低Cr鋼樹脂金型での硬さ要求 プレス金型での表面硬さと深さ要求
カタログ(1)
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企業情報
カナック処理は独自の製法によるガス窒化処理です。 500℃前後の加熱雰囲気中に数時間保持し、鋼表面より窒素を拡散浸透させ金属元素と反応により硬化層を形成します。 一般的な窒化処理と異なり、表面近傍は脆弱な窒化鉄の化合物は極めて少なく、高い圧縮残留応力となだらかな硬さ分布がカナック処理の特長です。