当リポートはフレキシブルディスプレイ、特にフレキシブルOLEDに関して分析したリポートとなる。
フレキシブルOLEDマーケットは、第二の飛躍を見せ、大幅な成長を見せた。前回2017年、iPhone向けにフレキシブルOLEDの供給が始まったことにより、マーケットは大きくジャンプした。今回2020年、再びフレキシブルOLEDマーケットは大きな飛躍を見せている。その要因の一つが前回同様アップル向けの拡大である。iPhone 12おいてはシリーズ全機種にてフレキシブルOLEDが採用され、同社向け供給量が大幅に増加した。さらに今回の飛躍はアップル向けのみでなく、中国スマートフォンメーカー向けの拡大も要因となっている。中国向けは上位から中位メーカー、ハイエンドからミドルレンジへと採用領域が大幅に拡張した。さらにこの供給の拡張には、中国フレキシブルOLEDサプライヤの成長が要因となっている。
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基本情報
コロナ禍のなか、最大アプリケーションマーケットであるスマートフォンは縮小している。それでも5G化による、ハイエンドモデルは着実な成長を見せた。フレキシブルOLED搭載モデルもマーケットが縮小するなか、大幅な増加を見せている。2021年も引き続き中国向けの拡大が予測される。またSamsungも採用モデルの大幅な増加が見込まれており、高い伸びが見込まれる。さらにフォルダブルOLEDもSDCによる外販の本格化が見込まれており、さらなる拡大が予測される。アップル向けは2020年ほどの高成長は困難なものの、着実に成長していこう。コロナ禍と言う不透明な時代ではあるものの、フレキシブルOLEDマーケットは着実な成長を続けていくことが予測される。
価格情報
98,000円(税込み)
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
即日
用途/実績例
フレキシブルOLEDマーケット動向 フレキシブルOLEDのアプリケーション動向 フレキシブルOLED採用スマートフォン フォルダブルOLEDの動向
カタログ(1)
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実装技術分野に特化した、市場、技術調査会社 チップマウンタ、半導体実装装置、自動外観検査 ICパッケージ、BGA/CSP/FC