5G・IoT 時代のEMC 試験!
近年、非接触給電や無線機器の増加とともに、これらの機器が他の電子機器に近接する状況が増えることで、電磁干渉リスクが懸念されています。近接照射イミュニティ試験は近接したアンテナから放射される磁界および電界に対して、電子機器の耐性を評価する試験です。 低周波帯はループアンテナによる磁界、高周波帯は、TEMホーンアンテナによる電界を発生させます。(車載機器向けの高周波帯の場合は、広帯域スリーブアンテナにて電界を発生させます。)
この製品へのお問い合わせ
基本情報
【民生・産業機器向け試験】 ● IEC 61000-4-39規格に準拠 ■ 概略仕様(磁界イミュニティ) 周波数範囲:9kHz ~ 150kHz / 150kHz ~ 26MHz 試験レベル:30 A/m / 3 A/m 変調方式:AM 1 kHz 80%, パルス 2 Hz or 1 kHz (デューティーサイクル : 50 %) ■ 概略仕様(RFイミュニティ) 周波数範囲:380 MHz ~ 6 GHz 試験レベル:300 V/m 変調方式:パルス 2 Hz、 217 Hz、 1 kHz (デューティーサイクル : 50 %) 【自動車、車載機器向け試験】 ● ISO11452-9規格、各自動車メーカーに準拠 ■ 概略仕様(RFイミュニティ) 周波数:26MHz ~ 6GHz 最大入力電力:20W(試験システムに依存) 変調方式(例):CW, AM 1kHz 80%, PULSE(50Hz, 217Hz,1600Hz Duty=50%), LTE / IEE.801.11.a / AWG / g(OFDM) / AWGN(ホワイトノイズ)など
価格帯
納期
用途/実績例
民生・産業機器向け 自動車・車載機器向け
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
当社はコンピュータの普及とともに誤動作の現象が社会問題化していく中で“EMC”という言葉が使われ始めていた1975年に「電子機器の誤動作を再現するためのノイズ試験器を製造する会社」として創業しました。以来、お客さまが造る製品の品質に寄与するため、静電気の放電現象、落雷時の高電流現象、自動車内における過渡的な現象や電磁界の可視化など電気的なノイズを再現(出力/測定)する製品、EMC試験の受託サービス(受託試験サイト「テストラボ船橋」)、「NoiseKen News(旧テクニカルレポート)」や「試験法ガイドブック」等の技術的な資料をご提供し、世界数十国5,000社を超えるお客さまに当社ブランド“NoiseKen”を採用頂くに至っております。これまでの歴史と到達点を踏まえ、今後も創業の原点である“電気的なノイズの再現に挑戦しつづける”ことに加え、品質・コスト・納期はもとより自働化やシミュレーションなど試験器/測定器の在り方の変化に対応しながら、“お客さまのEMC試験を楽(らく)にする会社” を目指すことで、EMC・ノイズ対策に寄与し、みなさまから永続的な存在を認めて頂ける“NoiseKen”を創造していく所存です。