包装材への対応が必要なヒートシーラーに!非粘着性と耐久性を両立したバイコートでトラブル解消。
食品や薬などを包装するピロー包装機での表面処理事例をご紹介します。 ■ヒートシーラーの粘着問題 ピロー包装用のフィルムは用途に応じて厚みや機能が異なります。 厚みがあり、製品の品質保持に優れる包装フィルムでは、溶けやすい樹脂を内面に使用しており、 ヒートシーラーで溶着する際に、接着面の樹脂がシーラーの加熱部に付着することで、 製品を汚染するなどの問題が発生しました。 ■採用のコーティング バイコート「NYF-11-S」 ■採用の経緯・効果 ヒートシーラーの付着防止には、メッキ処理が使用されることが多いですが、 柔らかく溶けだした樹脂はヒートシーラーに付着して剥がれません。 フッ素樹脂コーティングが検討されましたが、高温で圧力がかかる条件では 塗膜が剥がれるリスクが高く採用できませんでした。 吉田SKTのバイコートは優れた離型性によりシーラーへの樹脂の付着はなくなり、密着力に優れた高硬度の被膜によって耐久性も向上。 製品不良低減と新素材を使用した包装に成功しました。 シーラーに適したコーティングのサンプル帳をリンクよりお申込いただけます。
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基本情報
■バイコート(R)とは 無機材料の表面処理技術と有機材料の表面処理技術を組み合わせることにより、"潤滑+離型+耐摩耗"という理想的な機能を達成したシステムです。 射出金型などの過酷な使用部位にも耐え、たしかな潤滑性、離型性をもたらします。 また、加工寸法精度が優れているため、ミクロン単位の寸法精度が要求される箇所にも適しています。 【特長】 ■驚異の耐久性 ■高硬度で傷がつきにくい ■優れた耐摩耗性 ■優れた非粘着・離型性 ■ミクロン単位の?法精度が求められる?型にも安?して採? ※PDFにて製品資料ダウンロード頂けます。
価格帯
納期
用途/実績例
【用途】 ■耐摩耗と非粘着性を必要とされる部品 ■粘着剤および粘着物の離型 ■ゴムの射出成形金型 ■寸法精度を必要とする金型離型用 ■耐摩耗と滑りを必要とされる部品 など
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製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。