遠隔電磁駆動方式(EMSメソッド)のEMSレオメータ「レオボックス」は、少量かつ密閉で粘性解析ができるシステムです
レオボックスプラスは、特許技術「EMS(遠隔電磁回転駆動)メソッド」により、測定プローブを遠隔に制御&検知することで、他の粘度計・レオメータでは難しい密閉測定を可能としました 【機器と遠隔・独立・非接触・少量】 ・測定セルを機器に載せるだけで測定が可能 ・測定毎の機器洗浄は不要 ・ディスポーサブル測定セルで血液・血漿等のバイオハザードにも対応可 ・密閉測定容器で揮発性・臭気性試料にも対応可 ・約0.5mL~の少量 【アプリケーションに応じて各種測定プローブを選択可能】 ・極低粘度域用(0.5~100mPa・s) ・低粘度域用(10~100mPa・s) ・中高粘度域用(100~25,000mPa・s/1,000~1,000,000mPa・s) 【コンパクト設計かつ高い拡張性】 ・測定部は10x10x10cmの世界最小サイズクラス ・測定部と制御部を最長2mまで離すことが可能(ドラフタ内設置) ・高温高圧環境下での粘性測定にも対応可(超臨界流体粘性測定など) ・インラインでの測定にも対応可(インク・培養液など粘性の経時変化測定など)
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基本情報
測定方法 :遠隔電磁駆動方式(EMSメソッド:Electro Magnetically Spinning Method) 粘度範囲 :0.5~1,000,000 mPa・s 測定対象 :液体粘度/せん断速度/せん断応力 測定プローブ:極低粘度域用(0.5~100mPa・s) 低粘度域用(10~100mPa・s) 中高粘度域用(100~25,000mPa・s/1,000~1,000,000mPa・s) 測定容器 :ガラスシャーレ、密閉アクリル容器、密閉PTFE容器(耐薬)など オプション :温調ユニット
価格帯
100万円 ~ 500万円
納期
※6~8週間程度
用途/実績例
EMSレオメータは、多くの場面で活躍しています ・新薬研究開発におけるラット血漿粘性プロファイル ・次世代電極開発における材料スラリーの塗工条件検討 ・電子材料製造(セラミックスラリー)での工程内管理 ・ウェハー研磨剤の研究開発(CMPスラリー) ・培養液製造管理(経時粘性変化による調合終点管理) ・コーティング剤の研究開発や塗布条件検討 ・インクジェットインクの粘性評価 ・製剤研究における増粘剤の特性検討(流動曲線の取得やゲル化点把握) ・化粧水・クリームなどのスキンケア品類の粘性把握など その他、低粘度域から高粘度域までの幅広い粘度域での測定が可能です トリプル・アイはレオロジーに関するさまざまソリューションを提供いたします お気軽にご相談ください https://www.te-tripleeye.com
詳細情報
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オプション温調ユニット(10~70℃)
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高温高圧アプリケーション 100気圧/100℃での超臨界二酸化炭素流体粘性測定
企業情報
当社は、東京大学生産技術研究所酒井教授の発明考案したユニークな視点の計測技術&付随技術を、大胆なスピードかつ緻密な検証をもとに製品化を行うことで、日本発・そしてオンリーワンの技術をこれからもどんどん製品化して投入し産業に貢献してまいります 「We Spectrorize Rheology!!」を合言葉にレオロジーに関する各種課題に取り組んでいます 製品第一号として送り出した粘性解析システムは、新しい測定方法(EMSメソッド:遠隔電磁回転駆動方式)を実用化し、研究開発法人科学技術振興機構(JST)の先端計測分析技術・機器開発プログラムにおいて東京大学と共同で開発した製品で、創業以来ご哀願いただいている技術です このような日本発・世界初の技術・製品を、国内はもとより海外にも重点を置き、従来の後追いの製品ではないものとして投入し続けています 今後の弊社の新技術製品にご期待ください