ロボットの遠隔操作・管理が可能なクラウド型ロボット制御プラットフォーム
Asratec Cloud Robot Systemは、遠隔地からさまざまなロボットの操作や動作状況管理をクラウド経由で行えるようにするプラットフォームです。ロボットに専用デバイスを接続してクラウドに接続する仕組みのため、既存のロボットを改造することなく、Asratec Cloud Robot Systemに対応させることができ、WEBブラウザ上で以下のようなことが行えます。 ・コマンドの送信や、ジョイスティックの操縦等で、ロボットをリアルタイムに遠隔操作する ・ロボットのステータス情報やログ情報、統計データなどを取得する ・ロボット側にある複数のカメラ・マイクからの映像・音声を取得して、ロボットや周囲の状況を把握する
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基本情報
■低遅延の遠隔操作 遠隔操作の通信にはリアルタイム性に優れたWebRTC技術を採用しています。 サーバを介さずに直接コマンド、映像・音声のやり取りをするため、低遅延での遠隔操作が可能です。5G通信を介せば、超高速で超低遅延な遠隔操縦および高画質の伝送を実現できます。 ■操作デバイスや対応ロボットの高い汎用性 様々な入力方法でロボットの遠隔操作に対応しているため、オペレーターのニーズに合わせた最適な操作デバイスを選択できます。例えば、ジョイスティック操作やウェブブラウザーのGUI、マスタースレーブ方式などです。 また、アームロボットや走行ロボットなど種類の異なるロボットへの対応が可能です。 ■データの取得・蓄積 ロボットから各種データ(バッテリー、温度、位置情報など)を取得し、クラウドに蓄積することができます。それらのデータは稼働分析、故障検知や予知に活用することが可能です。また、ロボットの遠隔操作によって取得できるデータは、対象作業に必要なスペックを備えたハードウエアの開発・選定や動作データの作成など、将来的な自動化の検討において有効です。 ■複数台のロボットの一括管理
価格帯
納期
用途/実績例
・秋田県産業技術センターに協働ロボット遠隔制御技術を提供 ・「5G X LAB OSAKA」で協働ロボット遠隔制御システムを展示 ・高知県北川村でのスマート農業実証事業(ゆず収穫作業へのロボット活用)に遠隔制御技術で協力 ・ソフトバンク株式会社のExecutive Briefing Centerでのマスタースレーブ形式の協働ロボットの遠隔制御デモンストレーションを展示 【対応ロボット実績】 ・Universal Robots社製 URシリーズ ・SIASUN社製 協働アームロボット ・自動搬送ロボット ・コミュニケーションロボット
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当社は、ロボット向けのソフトウェア開発を事業の中核に据え、 人々とロボットが共存する社会の実現に向けて事業を進めています。 ロボット制御システム「V-Sido」(ブシドー)の企画・開発・ ライセンス販売を中核にして、ロボット全般の開発支援や コンサルティングなどを展開しています。 また自立走行型配送ロボット「RICE」の日本総代理店として、RICEの販売や導入支援などを行います。 ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。