部分的に硬化させます。高度な技術で最適な加熱処理。
電磁誘導により耐摩耗が必要な部分のみ、表面焼入れを行い硬化させることができます。急速加熱、急速冷却のため、表面の酸化や脱炭が少なく熱変形もなく、耐摩耗性に優れています。周波数を変えることで焼入れ深さを調整し、短時間での処理が可能です。非常に速い加熱が行われるため、熟練技能士のノウハウが必要となります。 ●製品形状にあった加熱コイルが必要になります。 ●事前に綿密な打ち合わせをし、材質に適した熱処理を行います。 ●表面焼入れで、内部は元の素材のままで高い靭性が保てます
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基本情報
■高周波熱処理とは 高周波熱処理は「高周波焼入れ」「誘導加熱焼入れ」とも呼ばれ電磁誘導現象を利用した熱処理です。電磁誘導によって誘起された電流により、金属製品が拮抗してジュール熱が発生し加熱されます。直接加熱のため熱効率がよく、また周波数によって表面からの硬化深度も調整できるため、中心部は硬化せず、表面は圧縮応力の分布により、硬さと耐摩耗性、高い疲労強度を向上させます。
価格帯
納期
用途/実績例
■高周波熱処理のメリット ●耐摩耗性 必要な部分や表面だけを焼入硬化できます ●耐疲労性 中心部(奥部)は硬化しないので、圧縮応力の分布により、高い疲労強度が生まれます
詳細情報
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小物量産に対応(プーリー、ロッド、リニアガイドなど)
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横移動焼入機(レール、ライナーなど)
企業情報
熱処理は自然現象を扱い、鋼に求める機能を吹き込みます。 自然現象そのものを変えることはできないため、熱処理成功の全てが「熱処理前」にかかっています。 武藤工業では「知識に基づく経験」を重視した教育で、仮設力、提案力、対応力を発揮しています。 本社・工場 神奈川県大和市 東海事業所 静岡県富士市 東北事業所 岩手県北上市 特級金属熱処理技能士 2名 1級金属熱処理技能士 15名 2級金属熱処理技能士 8名 3級金属熱処理技能士 2名 2級金属材料試験技能士 2名 (2024年2月現在) 加工協力会社と連携し、機械加工から熱処理まで一貫して対応しております。図面を渡していただければ、加工業と連携して熱処理後の品質を担保いたします。必要に応じてNDA(秘密保持契約)を結びます。