世界が、2050年にカーボンニュートラル実現へ向けて舵を切るなか、忘れられかけた燃料電池車の商用車部門の注目が強まっている。
新型コロナウイルス対策として、中国、ドイツは、水素社会を国家戦略に位置づけている。2030年には国内の水素市場は1兆円、2050年には、水素ステーション、燃料電池車、水素発電所をはじめとした水素インフラストラクチャー市場は、日本で8兆円、世界で160兆円、関連市場も含めると270兆円規模という大きなビジネス・チャンスが期待できる。2021年7月21日には、エネルギー基本計画において、電源構成の1%に、炭酸ガスを排出しないアンモニアと水素を利用することを明記した。アンモニアは、水素とともに、石炭火力発電、天然ガス火力発電の炭酸ガス排出削減に有力なエネルギーとなることが期待されている。2050年には、世界のエネルギー需要の24%は、水素エネルギーが占めるという予測も行われている。他方ホンダは、販売台数が1,900台にとどまることから、燃料電池車の販売を中止する。家庭用燃料電池、燃料電池車、燃料電池トラック、燃料電池バス、水素ステーション、水素発電をはじめとした水素エネルギーを取り巻く最新動向と、コロナ後の経済再生策と気候変動対策にかかわる事業のチャンスとリスクについて資源エネルギーの第一人者が分かりやすく詳説。
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基本情報
日時:2021/10/21(木) 13:00~16:30 【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。 【プログラム】 1. 脱炭素時代における燃料電池利用の巻き返しと最新の動き-フォークリフト 2. 日本における水素・燃料電池のロードマップの戦略と水素社会への支援 3. 欧米における燃料電池車への政策動向の今後-EUとカリフォルニア州 4. 日本における燃料電池車への政策の今後-燃料電池車の低価格化と量産化 5. 燃料電池車のメリットとデメリット-電気自動車と比較したトラックの強み 6. 世界最先端の日本における燃料電池車開発の最新動向と今後-ホンダの動き 7. 日本と世界における定置型燃料電池の可能性と市場規模 8. 燃料電池の新たな可能性-フォークリフト、トラック、バス、鉄道、船舶 9. 水素ステーションの普及の可能性と市場規模-普及強化策と各社の動向 10. 水素エネルギー開発の現状と水素エネルギーの課題-液化水素の輸入 11. 水素価格の動向と水素エネルギーの経済性の動向-コスト削減 プログラムの続きは↓「用途/実績例」をご覧ください。
価格情報
45,100円(税込) ※資料付 ※Eメール案内を希望されない方は、「45,100円×参加人数」の受講料です。 ※Eメール案内(無料)を希望される方は、通常1名様45,100円から ★1名で申込の場合、39,600円 ★2名同時申込の場合は、2名様で45,100円(2人目無料) ★3名同時申込の場合は、3名様で66,000円 ※2名様以上の同時申込は同一法人内に限ります。 ※2名様以上ご参加は人数分の参加申込が必要です。 ご参加者のご連絡なく2様以上のご参加はできません。
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
用途/実績例
12. 水素社会のインフラストラクチャー整備を取り巻く市場規模-建設コスト 13. アンモニアと水素のどちらが優位なエネルギーとなるのか 14. アンモニアを燃料とした発電の可能性-石炭火力発電の混焼 15. 水素ビジネス展開における大きな裾野と、コロナ後の環境政策動向の留意点 16. 水素社会構築に向けて日本企業がとるべき最適な経営戦略とチャンス
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