特に微小粒子径の粒子では、その屈折率により散乱現象は大きく影響があります。
レーザ回折・散乱式粒子径分布測定装置をはじめとする粒子の光散乱の 光量を測定する装置では、分散媒と粒子の屈折率と粒子の径、および 光源波長は重要な因子です。 一例として、粒径パラメータα=πD/λ(D:粒径、λ:光源波長)を 変数にして、屈折率の差による散乱光強度を図に示します。 散乱現象は図に示すように粒子径と屈折率で敏感に変化します。 透光性が少ない大きな粒子径では回折現象が支配的な散乱現象となり、 屈折率の影響は少ないのですが、粒子径が小さな透光性粒子では粒子と 分散媒界面における反射、屈折、粒子内の減光および粒子内面の反射など、 屈折率により変化する様々な現象が大きな影響を持ってきます。 ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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