水溶性切削油剤の特長は冷却速度が大きいこと。切削油の水溶性と油性の違いについてご紹介
切削油剤には、水で希釈することを前提にして作られている水溶性切削油剤と、 油ベースの不水溶性切削油剤があります。当初は不水溶性切削油剤のみが、 工具の焼付きや工具摩耗を防ぐために使用されていました。 その後大量生産の時代を迎え、加工速度を上げるニーズが高まり、超硬工具 などのセラミックス工具が開発されて高温切削が可能になりましたが、 油冷却では冷却が追い付かず発火の危険もあることから、急速冷却が可能な 水溶性切削油剤が実用化されています。 油性は摺動性、浸透性に優れ、仕上げ精度が得られ、防錆力があり腐敗しにくい。 つまり不水溶性切削油剤は優れた切削機能を有しており、水溶性切削油は いかにして油性の特長を取り込むかという観点でその開発が進んだと言えます。 【水溶性切削油剤 特長】 ■冷却速度が大きい ・水は比熱が油の2倍であり、同じ容量の冷却液でも倍の熱を奪える ・水の蒸発時の吸熱能力(蒸発潜熱)は非常に大きい(水の蒸発潜熱は約540kcal/kg) ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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【不水溶性切削油剤 特長】 ■摺動性、浸透性に優れ、仕上げ精度が得られる ■防錆力があり腐敗しにくい ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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クール・テックは金属加工の生産性向上、環境改善を実現する装置、切削油剤のメーカです。 クール・テックは1983年の創業以来、エンジニアリング事業を通して、大手メーカをはじめ、主に建設機械業界の製造ライン生産性向上に貢献して参りました。 しかし建機メーカの生産工場の海外移転が加速したことを機に、その環境変化に対応する事が求められました。そこで、それまでの事業で得た経験や知識をもとに、金属加工業向けに、生産性向上を目的とした装置などの開発製造販売をする業態にシフトして参りました。 現在では、水溶性ミスト装置をはじめ、高pHアルカリイオン水生成機、またそれに伴う専用切削油剤など、切削油に係る問題点の解決を提案する製品群をラインナップしており、国内外の多数のお客様にご支持を頂いております。 長年のエンジニアリング事業で培った経験と知識を活かし、金属加工の生産性向上を実現する製品開発と、顧客へのコンサルティングを通した販売で、金属加工業の発展に寄与してまいります。