金属異物の材質や種類の推定が可能!!
チューブ内に存在する金属異物の分析事例をご紹介します。 異物を採取して、SEMによる形態観察、SEM-EPMA法による元素分析、 検出された元素の半定量分析を実施しました。 ■お客様より異物発生に関して頂いた情報 ・異物の発生状況 ⇒チューブ製造 ・異物の材質、大きさ、色 ⇒金属・1mm弱 棒状・金属光沢様 ・想定している異物の内容 ⇒金属片 ・その他の情報 ⇒ 特になし ■結果 元素分析結果より、異物はFe-Cr-Ni系のステンレス鋼(SUS)と判断されました。 また、半定量分析結果より、ステンレス鋼のオーステナイト系SUS316であると推察されました。 ステンレス鋼は耐食性に優れているため、一般的な金属材料や各種部品等に幅広く用いられています。
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株式会社カネカテクノリサーチは1988年に設立され、企業理念のもと 「分析サービス」と「技術情報サービス」の分野でお客様に信頼される パートナーになることを目標として事業を展開してまいりました。 当社は先見的で高度な分析技術、調査技術を有するプロフェッショナルの 集団として、お客様が抱える課題の解決策を提案し、それを実現する 質の高い技術サービスを迅速に提供することにより、お客様から信頼される 課題解決型技術サービス企業となることを目指して日々研鑽に努めて参ります。 皆様から一層のご指導、ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。