シート製造装置用ニップロール 表面細目ダイヤカット加工品
シート製造装置用のニップロールです。シリコンゴムを2層にしており、上層をシリコンゴムの白色+硬度70°で製作しました。寸法は Φ250(ゴム外径)×Φ240(下層外径)×1920L(面長)で、表面には「細かなダイヤカット加工」をしています。ダイヤカット加工の仕様は、「溝幅0・5mm×深さ0.5mm×P2.5mm×角度18°」でロール表面全体に加工を施しました。ロール両端部200mmの範囲でテーパー加工を行い、製造するシートの張力の安定を狙っています。下層はシリコンゴムの黒色+硬度70°品となります。寸法はΦ240(ゴム外径)×Φ200(芯金径)×1920L(面長)で2層にする為に、外径加工にて寸法出しを行う必要があります。ダイヤカットをゴムロール表面に行う目的は、ニップするシートのエア溜りを解消することで、生産現場ではエア溜りによる不良改善に貢献しているようです。また、下層のゴムを黒色にすることにより視認性をUPさせて、巻替時期を判断しやすくしました。
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昭和49年に東大阪市で創業した「工業用ゴム製品の専門工場」です。各種ゴムローラーやゴムライニング(焼付)加工品、ゴムスリーブ(ゴム筒)などのゴム製品の製造販売を単品から受注生産しており、製品によっては金型不要で製造できるなどの方法を確立致しました。 単品多品種生産を長年継続してきた為、製造品種や納入業界は多岐に亘っております。