大幅な省エネルギー化とコンパクト化を同時に実現できる画期的浸炭炉
定評あるプッシャ型連続炉に改善を加えた少品種多量生産に 適したコンパクトな設備です。 炉本体をバーンオフ兼加熱室・浸炭拡散室・降温保持室の3室に 中間扉で分離することにより、エネルギー原単位を従来型にくらべて 約36%低減する省エネルギータイプ。 当社が開発した焼入れ方式「一槽三段焼入れ」は、マルテンサイト 変態前の材料温度を均一にすることで変態時の歪みを少なくする 焼入システムです。 本システムの採用により材料の形状にとらわれない低歪み化が実現できます。 【特長】 ■プッシャ型連続炉に改善を加えた設備 ■少品種多量生産に好適 ■コンパクト ■省エネルギータイプ ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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1945年の創業以来、中外炉工業はサーモテックのフィールドにおいて、独創技術を生み出す技術立社として邁進してまいりました。開発力・設計力こそが、弊社のコア・コンピタンスです。しかし、市場のエンジニアリング環境が成熟した今後は、技術力だけで他社と明らかな差別化を図るのは困難と判断し、「エンジニアリングと製造技術の融合」を進めてまいりました。具体的には、開発・設計・製作というモノづくりの各機能を一カ所に集めることによって、部門や機能を超えた、ノウハウの共有と錬成や、プロセスの再構築を行うための情報交換を活発化、さらには、国内外の設計・調達・製作拠点の最適化や先進の設計・解析ツールの導入、ISO9001に加えISO14001の認証も取得するなど、ソフト面、ハード面の複合的な改善こそがモノづくり企業としての当社を現水準からさらに押し上げ、最大限に生かす方法と考えています。エネルギーをより効率的に使うサーモテックは、産業界だけでなく一般家庭からも強く求められています。私たちは今後ますます、自らのフィールドにかかる、大きな期待と責任をしっかりと受け止め、中外炉工業ならではの独創技術でお応えしていきたいと考えています。