電解液のイオンの吸着離脱の速度を上げるためには隙間を与える必要があります
当社では、数ミクロン以下のグラフェン微粒子は世界的に工業用製品として 製品化を目指しています。 塗布後は乾燥するとかなり強固に接着してしまうため、多層グラフェン間に 隙間がなくなるので、電気二重層キャパシターのように電解液のイオンの 吸着離脱の速度を上げるためには隙間を与える必要があります。 有効に用いるには、現在リチウムイオン電池に用いられている導電性添加剤 MCBを微量に添加することが良いかと推察します。 【当社の導電性グラフェン微粒子の特長】 ■導電性が優れる上に、耐酸性、耐アルカリ性、耐熱性、耐酸化性に優れる ■固体潤滑剤としても利用が考えられている ■非常に安価に出来る製法であるために、一般的な塗料用顔料に展開を想定 ■導電性としては2×10^-3Ωcmを達成している ■試作品では10^-4Ωcmに達した ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【性質】 ■分散剤が一切含まれていないために自然に凝集 ■濃度を下げていくと分散が良くなり、多層グラフェンの改善されて 濃厚な茶色の分散液を形成 ■塗布後は乾燥するとかなり強固に接着してしまうため、 多層グラフェン間に隙間がなくなる ■電気二重層キャパシターのように電解液のイオンの吸着離脱の 速度を上げるためには隙間を与える必要がある ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格情報
参考価格 (0.2wt% 水分散液の場合) 100mL 4500円 200mL 7500円 (税別・送料込み)
価格帯
~ 1万円
納期
2・3日
用途/実績例
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
カタログ(1)
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当社は国内外の大企業と10社程度と共同開発して上市に向けた製品開発を先端素材の提供から進めている。市場の要望に応じて次世代電池、太陽電池素材、赤外線吸収剤、熱感変色無機材、紫外線励起発色材、無光触媒、グラフェン分散液等を開発して提供している。特にこれらの素材はサイズや形状制御以外に溶媒分散が必要になることが多く、当社がお客様のご要望に応じて分散液体を作製して提供している。またお客様と秘密保持契約を結んで開発しているものが多く、特殊な素材開発をアシストしている。 当社の基本技術は液相反応を中心にしており、様々なオリジナル反応プロセスを保有しているために、例えばLi、Ta、Si、In、Gaのナノ粒子からミクロン粒子の製造は可能である。また、複合酸化物、炭化物、窒化物を作ることも可能である。お客様のご要望に応じて、試作してサンプルと報告書を提出している。費用はお客様と相談して検討している。