硬さ50GPa以上の被膜を形成。工具鋼、SUS304への密着性に優れ、熱影響を抑えた処理が可能。試験結果入り資料進呈
『セルテスTC』は、硬さ50GPaを実現したta-C構造の被膜を形成する技術です。 180℃以下の低温で処理できるため、鋼材への熱影響を抑えた処理が可能。 工具鋼のほかステンレス鋼への密着性にも優れています。 a-C:H系被膜の『セルテスDCY』と比較しても約2倍の硬さと優れた耐摩耗性を実現しており、 プッシュレスピストンピンなどの過酷な条件で使用される 自動車エンジン部品で既に量産実績があり、非鉄金属加工金型の長寿命化にも貢献します。 【特長】 ■熱影響を抑え、高硬度・耐摩耗性に優れた被膜を形成可能 ■2μm以上の厚膜も形成可能 ■アルミ合金に対する耐凝着性の高さも確認済み ※PDFダウンロードより、試験結果入りの資料をご覧いただけます。 受託加工のご依頼も、お気軽にお問い合わせください。
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基本情報
【コーティング被膜特性】 膜種:ta-C多層 標準膜厚:1μm、2μm 硬さ:50GPa 摩擦係数:0.08 比摩耗量:0 色調:黒 酸化開始温度:550℃ ※詳しくは資料をご覧ください。お問い合わせもお気軽にどうぞ。
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特殊スパッタリングおよびプラズマCVDプロセスの採用により、180度以下の低温処理でも密着力にすぐれ、なおかつ高膜厚精度で、耐摩耗・耐焼付性・低摩擦係数などすぐれたトライボロジー特性を持つコーティングを豊富な実績と経験に基づいて高品質、短納期にて請け負います。特にCrめっき代替のCrN系コーティング(セルテスX,N)、高面圧下でも優れた密着性を有するセルテスDLCなどセルテスブランドのコーティングがプラスチック成型金型・プレス金型・自動車部品・高精度摺動部品で高い評価を受けています。また表面清浄度測定器コロナサーフなど各種金属表面や薄膜の特性評価・不良解析もおこなっています。