アセトニトリルを用いて遠心分離機内の結晶を洗浄する作業中、中毒に罹ってしまった事例
反応釜で生成した結晶を遠心分離機に移し結晶をろ過後、アセトニトリルを かけながら洗浄しましたが、洗浄が不十分だったため、遠心分離機内に手を 入れて行う、練り洗いの方法に切り替えました。 作業に邪魔な遠心分離器の局所排気装置のダクトを取り外し、作業を行った ところ、アセトニトリルの蒸気を吸引し、ばく露。 翌日、結晶の練り洗い作業に従事した作業員4名が、脱力感があるとの 異常を訴え、病院に赴き診察を受けたところ、アセトニトリル中毒と 診断されました。 【提案】 ■作業者が個人用PID式モニターを装着して作業する ■ばく露状況を確認することができ、化学物質のリスクアセスメントに お役立てできる ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【事例概要】 ■発生場所 ・薬品の製造工程で遠心分離機を用いて結晶を洗浄する作業 ■対策 ・有害物を取り扱う作業に際しては、MSDSに記載されている危険・有害性を 確認し、必要な保護具を備え付け、その使用を徹底すること ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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理研計器株式会社は、「財団法人理化学研究所」のコンツェルンの一社 として創設されて以来、同研究所の科学技術を軸に産業用ガス検知警報 機器の専門メーカーとして可燃性ガスによる爆発防止、作業環境における 有害ガスの監視など産業防災安全の確保に努めてまいりました。 これからも尊い人命と貴重な財産の損失ゼロを目指し、技術開発力を一層 強化し、高品質の産業用ガス検知警報機器及び各種優れたガスセンサを世 界の国々に供給し、産業防災安全の確保に貢献してまいります。