加工硬化を抑えるため、ブランクカットの時点から材質に適した加工方法を選択した事例
今回は、みがき特殊帯鋼板(S50CM)の曲げ加工の事例をご紹介します。 みがき特殊帯鋼板は、炭素量が多く、熱を加えるとさらに硬くなるのが特長で、 そのため、曲げるとヒビや割れが生じることもあります。 そこで当社では、材料が硬化することを抑えるために、ブランクカットは ワイヤー加工を選択。公差のある長穴も、セカンドカットをすることで 寸法を満足することができました。 【事例概要】 ■材質:S50CM ■サイズ:26×110×9.0mm ■板厚:t1.6 ■精度:±0.1 ■数量:100 ■納期:8日 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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株式会社西野精器製作所では、板金・プレス加工にも、旋盤やマシニングなどの機械加工にも、幅広く対応できる設備と体制で、お客様のあらゆる試作・部品加工のご要望に総合力でお応えしております。 曲げ型、抜き型、絞り型など、お客様ご依頼の試作品・製品の加工に必要な専用の金型や工具も、自社内で製作しています。型製作を外部に委託する必要がないため、より短納期での加工が可能です。 また、金型の創意工夫や細かな微調整、改良も社内で素早く行えるため、仕上がりの品質や精度向上の面でも、大きなプラスがあります。 1社で板金・プレス加工、機械加工もカバー、独自に培った加工技術とノウハウを活かし、微細な極小部品や難加工、難素材の加工に、日々チャレンジしています。