眼鏡フレームで培ったイオンプレーティング(PVD)による硬質膜の意匠着色技術
弊社では、日本の眼鏡フレーム生産数の95%以上を生産している福井県鯖江市にて、眼鏡フレームへのイオンプレーティング(PVD)によるゴールド、ブラウン、グレーなどの意匠着色を30年以上させて頂いております。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
イオンプレーティング(物理蒸着:PVD)とは、真空中でチタンやクロムなどの窒化・炭化・酸化させたセラミック膜のコーティングを行う手法です。 弊社では「電子銃溶融型イオンプレーティング」、「アーク放電イオンプレーティング」、「マグネトロンスパッタリング」の3方式の設備を保有しておりますので、基材とご要求される成膜条件に合わせた加工機を選択する事ができ、金属製品に擦り傷や摩耗剥がれに強く、耐蝕性・耐候性に優れた意匠着色を得意としております。また、加工ワークサイズは球状から長尺物まで可能で、電気を通さない絶縁物にも実績があります。
価格情報
アイテック(株)は福井県鯖江市にて表面処理加工を行っている工場です。 特長としては、意匠カラーリング目的でイオンプレーティングの硬質膜での着色する事や、金属表面を耐摩耗性や摺動性を向上させる為のナノダイヤモンド複合めっき、ニッケル-タングステン合金めっきを得意としております。
納期
用途/実績例
眼鏡フレームへの意匠着色で必要な要件としては ・複雑な製品形状でも、多方向から見ても色ムラが殆ど無く、 ワーク全体的に安定した着きまわりが必要 ・ユーザー頭部形状にフィットさせる為に眼鏡フレームの曲げ調整時でも剥離してこない柔軟な追随性 ・汗や化粧品などに対しても耐腐食性能があり、 頭部皮膚に接触する為、生体親和性にも優れた表面処理である事 ・一般的イオンプレーティングの処理温度では金属の特性が変わってしまう様な銀蝋付された銅合金に対して、比較的低温となる処理温度:200~300℃にて影響を与えない様に加工するなどがあり、そのイオンプレーティング着色技術を様々な業界の意匠製品にご採用して頂いております。
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
アイテック株式会社は、めがね産地でのトップシェアの技術と実績を生かし、様々なご要望にお応えします。 めがね枠への表面処理技術を活かし、情報家電や自動車部品、ナノテクノロジーなど様々な分野でのメッキ加工にご奉仕します。 アイテックは、常に品質向上を目指し、2000年には福井県内の眼鏡業界において初めて品質管理・保証に関する国際規格「ISO9001」シリーズの認証取得を得ました。 また2001年には、環境マネジメントに関する国際規格「ISO14001」シリーズの認証取得及び、福井県経営品質知事賞を受賞しました。 アイテック株式会社はこれからも、よりよい品質管理を目指していきます。