揮発性有機化合物・遊離炭酸・重炭酸イオン 除去
地下水の揮発性有機化合物(トリクロロエチレン・ベンゼン等、以下「VOC」)を飲料基準値の1/10まで除去する技術の開発を東京都水道局とナガオカが共同研究で行いました。本装置では、従来技術に比べ、省エネルギー・省スペースで処理を可能にし、低濃度VOCにも適応した処理装置となります。 さらに、同様のメカニズムで遊離炭酸についても、除去が可能です。 (pH調整を併用することで、重炭酸イオン除去も可能です。) 【エアシスの特徴】 *省エネルギー *省スペース *メンテナンスが容易 *環境に優しい *シンプルな処理設備
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基本情報
その性能は、VOCを99%以上除去することでし、難しいとされる水道法水質基準超過の低濃度VOCも0.001mg/ℓ(水道法水質基準値の10分の1)を達成し、運転に必要なエネルギー量の60%削減(当社実証結果試算による)を実現しました。
価格帯
納期
用途/実績例
■処理対象 揮発性有機化合物(VOC) テトラクロロエチレン トリクロロエチレン シス-1,2-ジクロロエチレン ベンゼン 遊離炭酸 重炭酸イオン(pH調整必要) ■用途/実績 ・上水/京都府Y町 60 m3/h 遊離炭酸 60 mg/L→20 mg/L以下 防音仕様 ・土壌汚染対策/某所 1.2 m3/h 油水分離後、エアシスにてベンゼンを96%以上除去 ・農業用水/トマトの養液栽培施設 200 m3/h 重炭酸イオン110 mg/L→50 mg/L以下 ・社内の実証実験 トリクロロエチレン 0.08 mg/L→0.001 mg/L
企業情報
株式会社ナガオカは、生活用水の確保すらままならない多くの発展途上の国や地域に簡易で経済的な取水を可能にする各種の“ナガオカスクリーン”を導入し、飲用にも適す安全で持続可能な水質を供給できる水処理施設を提供します。 エネルギー分野においても、石油精製や石油化学工業で、当社の“インターナル”を中核としたプロセス機器によりCO2削減効果をもたらし、クリーンエネルギーの提供に寄与しています。