IT工場化達成を目指し、現場の声を主体に「見える化」システムに取り組む
舶用プロペラメーカーであるナカシマプロペラでは、 直径10m近い大形プロペラの生産を行っている。 プロペラの生産工程は、鋳造・機械加工・仕上加工など多工程に渡っており、 各工程における生産実績・進捗状況・所在情報・歩留り情報などのデータを 網羅的に、かつリアルタイムに収集すること、データベース化された情報を 生かして生産活動全体の改善を進めることを目的としました。 製造現場では、無線ハンディ端末を用いて、各工程で最適な手段で生産実績 データを登録できる仕組みを実現し、また、現場に設置した大型タッチパネ ル情報端末を活用して、収集した各種情報をリアルタイムに確認することに より、精度の高い実績情報の収集を実現しています。IT工場はさまざまな 最先端のIT技術を駆使して、実現されています。
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基本情報
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用途/実績例
IT工場化達成を目標に、いかにして現場作業者が主体的に精度の高い 作業実績データ収集に継続的に取り組むことができるかを 最大のテーマとして、「工場の見える化」システムの構築に取り組み、 実現することができました。 また、収集された作業実績・進捗情報を元にして、仕掛品のリアルタイム 棚卸の実現、統計的な歩留まり評価、標準工数との比較による予実管理、 間接工数実績の把握につながり、各部門システムとのデータ連携を 行うことで、収集した情報を有効に活用することができます。
企業情報
株式会社システムズナカシマは、長年にわたって蓄積されてきた コンピュータの利用技術とノウハウを活かし、設計部門向けCADシステムの 開発からスタートしました。 現在では、事務系システムの開発から導入・運用コンサルティングまでを 行う、総合システムインテグレータとして、着実な歩みを続けております。 今後も、ネットワーク化が急速に整備される中で当社はトータルな ソリューション提供ができる総合インテグレータとして、 お客様に貢献してまいります。