2つの波長レンジを同時測定できるプローブです。
メーカー:art photonics(ドイツ) art photonicsは、ATR(全反射測定)中赤外分光法と蛍光法を使って複数の液体および固体サンプルの同時分析を可能にした、マルチスペクトル用光ファイバープローブを開発しました。本プローブの設計は、光の伝搬をレイトレーシング(Ray Tracing)技術を使って最適化しました。可視光・中赤外光プローブそれぞれの性能に匹敵することが確認されています。測定点から 補完的な化学情報を伝達する性能は、生体組織のサンプルによってテストされています。生体組織の定量分析は、このマルチスペクトルプローブの最も重要な用途の1つです。
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基本情報
------------------------------------------------- 概要 ------------------------------------------------- 中赤外分光と蛍光測定は、化学分析において物理的現象と波長領域の点で大きく異なりなます。それ故両方の測定に対応できるプローブを開発することは、一筋縄ではいかないミッションです。artが提案したソリューションは、精密なATR結晶の光学構成をベースに両方の測定法に対応する共通のインターフェースになれる設計です。本プローブにはジルコニア結晶が採用されました。固有の蛍光が少ないことに加えて高い屈折率(ダイヤモンドに近い)、両方の測定のスペクトル領域(CIRファイバ・UVシリカファイバ)において高い透過率がその理由です。 マルチスペクトルプローブは実用性が高く、分光技術のシナジー効果がある時、生体組織のような複雑な異種試料の分析には欠かせないツールです。マルチスペクトルプローブは研究室内の分光測定における新しい代替手段として、様々な用途に最適化された測定ツールです。
価格帯
納期
用途/実績例
● -150℃から250℃でのリモート反応モニタリング ● プロセスインターフェースとして研究室、パイロットプラント、各産業のプロセス分析テクノロジー(PAT) ● 重合プロセス制御 ● 化学・石油化学・原子力・生物薬剤学・食品業界のプロセス分析テクノロジーにおける現場赤外分光
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