既設のメタル線(制御線・同軸線・電力線など)を活用し、低コストでネットワークを構築可能な技術です。
HD-PLCは高速電力線通信技術の一つであり、国際標準規格IEEE 1901として認定されています。この技術を使うことで、電力線に限らず制御線や同軸線などの様々な線を通信線として活用でき、新たに通信用の線(LANケーブルなど)を引き回すことが不要となるため、低コストでネットワークを構築可能です。 【特長】 ■ 低コスト:既設のメタル線の活用 ■ 高速化:実効速度(UDP/TCP)数M~数十Mbps ■ 長距離化:マルチホップ通信で数km ■ セキュア:データ暗号化(AES128)、IEEE 802.1X対応 ※開発中 ■ 省線化:ロボットなど機器内配線の削減 ■ 無線の補完:無線の届きにくい場所でのネットワーク構築 本技術を搭載した製品にご興味のある方は関連リンクをご覧下さい。 お客様の用途に応じた様々な製品がございます。 ご不明な点がありましたら、お気軽に問い合わせ下さい。
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基本情報
■ 第3世代 HD-PLC(HD-PLC 3) - IEEE 1901-2010準拠 - 使用周波数 2M~28MHz - 最大PHY速度 250Mbps - マルチホップ対応(10ホップ、1024台) ■ 第4世代 HD-PLC(HD-PLC 4)※開発中 - IEEE 1901-2020準拠 - 使用周波数 2M~100MHz(チャネル化) - 標準モード(第3世代互換) 高速モード(標準モード比 2倍/4倍) 長距離モード(標準モード比 2倍) - マルチホップ対応(10ホップ、1024台)
価格帯
納期
用途/実績例
■ スマートビルディング 空調/照明制御、エレベーター、インターホンシステム 等 ■ スマートファクトリー 設備監視/制御、工場内LAN、機器内省線化 等 ■ スマートシティ 監視カメラシステム、街路灯、EV 等 ■ スマートグリッド スマートメーター、太陽光発電、蓄電池 等
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Nessum(ネッサム)プロジェクトは、これまで20年以上に渡り当社独自の通信技術であるNessum(旧名称:HD-PLC)の技術開発や事業推進を行ってきました。 2000年代初頭に家庭向けのネットワーク技術として誕生したNessum(当時はHD-PLC)は、大幅な技術進化により、ビル・工場・社会インフラなどの大規模ネットワークにも対応し、B2B向けの幅広い事業分野におけるIoTソリューションとして、お客様のお困り事解決に活用いただいています。 当社Nessum技術をお客様環境のIoT化によるDX/GXの推進にご活用ください。