1週間で10個!専用金型を製作せず、標準の曲げ型を使った送り曲げで製品を作成しました
R曲げが2重になっている製品の事例をご紹介します。 R曲げを金型で成形する場合、スプリングバックの影響の予想が難しく、 金型の設計、製作にかなりの時間を要すると考えられます。 特に今回の材質はバネ材(SUS304CSP-1/2H)であり、条件が厳しくR曲げが 2重になっていることから金型の構造も複雑。そこで、専用金型を製作せず、 標準の曲げ型を使った送り曲げで製品を作り上げました。 左右の曲げ深さを微調整しながら加工を進めてR曲げの寸法精度を“±0.2”に 収め、寸法精度を確保しながら、10個を1週間で完成させる事が出来ました。 【概要】 ■材質:SUS304CSP-1/2H ■サイズ:27×85×50mm ■板厚:t0.5 ■精度:±0.2 ■数量:10 ■納期:7日 ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【特長】 ■専用金型を製作せず、標準の曲げ型を使った送り曲げで製品を作り上げた ■FR曲げとも呼ばれるこの加工方法は、一定のピッチで鈍角曲げを繰り返すことにより、標準の曲げ型でも 任意のR形状を作ることができる ■左右の曲げ深さを微調整しながら加工を進めてR曲げの寸法精度を“±0.2”に収め、寸法精度を確保しながら、 10個を1週間で完成させた ■通常の曲げ加工では製作できない、特殊な形状を含んだ精密板金部品を短納期で製作することが得意 ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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株式会社西野精器製作所では、板金・プレス加工にも、旋盤やマシニングなどの機械加工にも、幅広く対応できる設備と体制で、お客様のあらゆる試作・部品加工のご要望に総合力でお応えしております。 曲げ型、抜き型、絞り型など、お客様ご依頼の試作品・製品の加工に必要な専用の金型や工具も、自社内で製作しています。型製作を外部に委託する必要がないため、より短納期での加工が可能です。 また、金型の創意工夫や細かな微調整、改良も社内で素早く行えるため、仕上がりの品質や精度向上の面でも、大きなプラスがあります。 1社で板金・プレス加工、機械加工もカバー、独自に培った加工技術とノウハウを活かし、微細な極小部品や難加工、難素材の加工に、日々チャレンジしています。