タンパク質・核酸だけでなく、ウィルスや細胞外小胞の精製にも実績あり!
ナノセップは、1.5 mLチューブサイズに限外ろ過膜 (Omegaメンブレン) を内蔵した限外ろ過用遠心デバイスです。50 - 500 µLのサンプル量に適しており、小スケールのタンパク質や核酸の精製・脱塩に有効です。例えば、LC/MSを用いるタンパク質やペプチド解析の際の前処理やSDS除去に利用することができます[1]。 また、近年の研究で、ヒトの鼻咽頭ぬぐい液に含まれるSARS-CoV-2ウィルスの精製に300KのMWCO (分画分子量) のナノセップを利用されています[2]。 ・迅速な資料処理時間 ・低タンパク質吸着性のOmega (オメガ;修飾PES) メンブレンを採用 ・広範囲な分画分子量 ・超音波によるシーリング技術でレシーバーへの濃縮液のリーク防止 [1] Jecek, R.W., et al., Nat Methods. 6, 359-362. 2009 [2] Yoshinari, T. et al., Anal Chem 94. 4218-4226. 2022.
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基本情報
ナノセップ遠心ろ過デバイスは、1.5 mLチューブをベースとした限外ろ過フィルターです。MWCOごとに色分けされたデザインになっています。 選べる分画分子量 (MWCO) ・3K、グレー ・10K、ブルー ・30K、レッド ・100K、透明 ・300K、オレンジ
価格帯
納期
用途/実績例
・ペプチド、タンパク質、オリゴヌクレオチド、DNA/RNAの濃縮、精製、脱塩 ・アガロースゲル切片からのDNAの回収 ・ポリアクリルアミドゲルからのタンパク質の回収 ・ウィルスや細胞外小胞の精製・分離
企業情報
Cytiva (サイティバ) とPall Life Sciencesは事業を統合し、2023年5月1日より「Cytiva」ブランドとして新たに出発することとなりました。 「治療法を進歩させる、もっと速く」という私たちのミッションのもと、両組織を統合し、技術やサービスのより強力なグローバルプロバイダーとして、患者さんにとってより良い治療法の開発・製造の進歩とその加速のためのサポートに一層の注力をいたします。 新しいCytivaは、研究者やバイオ医薬品の製造・開発に関わるさまざまなお客様が、患者さんに治療法をもっと速く提供することができるように、発見から提供までをよりよくサポートするため、これまで以上に幅広く、深い専門知識と豊富な製品・サービスラインナップを提供いたします。 共に数百年に渡る豊かな歴史を持つPall Life SciencesとCytivaは、Danaherグループの一員として、ひとつとなってお客様により良いサービスを提供し続けます。