高電圧スパイクから電子機器を保護する USB接続対応のサージプロテクター「CAT-PT1」
民生機の入力電源回路は「5V±5%以内」であり、オフィスや家庭などの安定した電源環境でのご利用を前提に設計されています。昨今はM2MやIoTの普及に伴い、スマートフォンやタブレット、パソコン等の民生用の電子機器を、自動車、バス、トラック、電車、建設重機等の車載環境で利用するケースが増えてきました。しかし、車載の電源環境は過酷なため、民生レベルの電子機器は、高電圧スパイクが原因と考えられる故障が多発します。 そこで弊社では、過酷な電源環境で生じる高電圧スパイクから電子機器を保護するための保護基板を開発しました。お客様には実環境でご利用いただけるようケースに収納し、USB接続対応のサージプロテクター「CAT-PT1」として提供します。
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基本情報
一般に車載電源としては、シガーソケット(12V/24V)が利用されますが、車には発電用のオルタネーター、エンジン始動用のモーター、エアコンコンプレッサーの電動クラッチなど、高電圧スパイクを発生するノイズ源が多く存在します。業務用の高価なシガーアダプターでは高電圧スパイクを除去する対策が施されているものもありますが、すべての製品が十分な耐性は持っておらず、これが接続した電子機器の故障が頻発する原因となっています。 「CAT-PT1 」は、専門機関における ISO 7637-2 での 28V までの過渡電圧サージ試験でその耐性を実証しています。既設の電源アダプター(シガーアダプター)と、電子機器の間に「CAT-PT1 」を接続することで、過電圧を抑制し、通常の定格内の電圧を出力します。 車載に限らず、工場、店舗、建設現場など、高電圧スパイクの発生する環境で電子機器を常設稼働させる場合に「CAT-PT1 」は有効です。
価格帯
~ 1万円
納期
用途/実績例
車載、工場、店舗、建設現場など、高電圧スパイクの発生する環境で電子機器を常設稼働させる場合に「CAT-PT1 」は有効です。
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当社は、株式会社コヴィアのIoT事業を基盤としつつ、CYBERDYNE株式会社のサイバニックデバイスやサイバニックインタフェースと複合融合し、 設立した合弁会社です。 弊社のこれまでの開発実績には、モバイル通信、近距離通信、GPS、各種センサーノード、情報セキュリティ、クラウドサービスなどの先進技術が網羅されており、この実績や開発のノウハウそのものが核心となり、IoTの分野でのシステム全体を最適化する提案を可能にします。 大型のOEM/ODM案件から、小ロットのカスタム対応、またお客様独自ブランドでの製造まで、これまで培ったノウハウをもとに先進の技術で最適なハードウェアを構成し、開発、製造に技術サポートを合わせて、スムーズにシステムを稼働に導きます。