加熱炉によるワークの加熱による温度を予測する方法とEXCELツールの提供
テープや線条体にワニスや接着剤などを塗布して乾燥させる工程は色々な業界で使用されています。 塗布材料が、溶媒などで希釈されている場合、溶媒を蒸発させる乾燥工程は品質管理上重要です。 生産性を高めようとすると乾燥炉が長くなり、設備コストが高くなる課題があります。製品によりますが、その後の硬化プロセスにも影響を与えます。 効率よく乾燥をさせるためには、加熱炉の熱性能の方かが必要です。 加熱炉の熱性能が使用するる範囲で安定している事はテープ基材の場合に非常に重要です。 ここで言う加熱炉の熱性能は熱伝達率のことを指しています。熱伝達率と、加熱炉の温度分布がわかっていれば、加熱炉による基材の温度が予測できます。乾燥は基材の温度に依存します。基材の温度が分かれば蒸発量あるいは残留溶媒を予測できます。 私は技術アドバイザーをしています。炉の熱性能の測定方法の技術を保有しています。 また、熱特性と炉内温度分布よから基材の温度を予測する熱計算手法の技術も保有しています。 塗布材料の乾燥現象をモデル化することで、残留溶媒の予測することができます。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
技術アドバイザー契約を締結していただきましたら、以下の技術・情報を提供いたします。 ご希望の企業さんで実際に使えるところまでサポートいたします。 1.加熱炉の熱伝達率の測定方法、測定治具に関しての技術情報の提供。 治具の製作の支援・アドバイスは致します。正確な測定を行うために治具の設計は重要です。 2.測定データからの熱伝達率の計算方法の提供と測定治具の改善のアドバイス。 測定結果を見て、治具の改善を行います。また加熱炉の条件の変更が必要になる場合もあります。 3.熱伝達率と炉温から基材の温度の計算方法の技術・情報の提供。 熱名産による温度と実測した温度の合せ込みが必要となります。 4.乾燥モデルを創り、乾燥モデル計算方法の開発。 モデルの開発となりますので、個別に相談させていただきます。 5.乾燥工程の課題の解決 最終的には現愛抱えている課題の解決をする事目的とさせていただき、そのために熱計算を活用します。 これらの技術導入により、乾燥プロセスの改善・改革の実現を目指したいと思っています。
価格情報
1.抱えている課題のご説明 相談いただいた企業様にとって、どのようなテーマで活動をするのが効果的であり効率的なのか意見交換をさせていただきます。 2.契約内容を確定 (1)活動するテーマ (2)活動内容(訪問回数、提出する資料など) (3)契約期間 (4)契約金額を決めるて、契約を締結します。 3.契約の実施 4.サービス価格 契約期間が6か月以上:1回/月訪問:28万円/月 (旅費・宿泊費別) 6か月未満は、個別に相談。
価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
用途/実績例
この熱計算手法は、光ファイバや電線の冷却で活用しました。 塗布材料の溶媒の開発は、溶剤を使う線材の塗布工程のために開発しました。当時乾燥後の硬化に関してもモデル化を検討しました。蒸発・硬化モデルの検証まで至りませんでした。 独立してから、独自に調査を行って蒸発モデルと硬化モデルの調査を行ってモデル化の情報を集めました。 塗布材料によってモデルは変わります、ご依頼の企業の方と一緒に蒸発や硬化のモデルの開発ができましたら私としても大変うれしいです。 この説明だけではよくわからないと思います、お気軽にご連絡してください。
企業情報
プロセスD&Tラボは、製造プロセスの工程設計(デザイン)と生産技術の開発(テクノロジー)の研究・開発・設計・試作の支援を行う事を目的として活動しています。 特に新規事業の場合は、自社にない技術の導入やパートナー企業の選定と連携が必要になります。いわゆるオープンイノベーションによりマーケティングや製品・サービスの開発期間の短縮を図り、早期に新規分野・新規用途の参入を図り、その情報・技術を用いて自社の独自戦略を立てて本格的に事業を推進するためです。その段階に入れば、既存の事業と同様に運営ができます。 よって新規事業の大変さは、参入する段階を以下の効率的にかつ効果的に設計するかによります。 その段階では自社が保有していない情報や技術の収集が必要でしかも自社に適した選択が必要になります。 私は量産装置の開発・立ち上げと、新製品の工場導入の経験があります。そこで得た失敗や成功の経験から量産ラインの設計や新規製品の導入の仕方を自分なりに会得しました。 また、銅製品、化合物半導体、石英ガラスやプラスチックという異種材料の加工時術を保有しています。 これらの量産技術と材料加工技術の知見を使って貢献したします。