銅線コイルから軽くて安価なアルミ電線コイルへの変更を検討しませんか(異種金属接続接続の原理のご紹介)
近年のEV化や再生エネルギーの拡大で銅価格が高騰し、調達が難しくなり電線使用量の多い電力ケーブル、自動車のワイヤーハーネスでは、アルミ電線への切り替えが進んでいます。 一方で、モータ、電磁ブレーキや小型トランスなどの機器用の巻線のアルミ化はほとんど進んでおらず検討はこれからの状況と思われます。 しかし、アルミ電線の導入には、銅線や銅合金端子との接続が必要となり、異種金属接続となります。 アルミと銅の異種金属接続では次の問題が発生します。 ・緻密で硬い酸化膜による接触不良 ・応力緩和の影響が大きく対策が必要 ・強度・疲労特性の低下 ・異種金属接触による腐食 弊社では、車載用のワイヤーハーネスのTier1で学んだ銅の接続原理を基に、異種金属接続の設計・工程設計・評価技術の開発支援を行っています。 ご興味のある方はホームページの「設計・ツール」のページをご覧ください。 ホームページ:https://www.process-d-and-t-lab.com/ お問い合わせはホームページからも行えます。 ご連絡をお待ちしています。
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基本情報
私は、古河電気工業(株)のコーポレートの生産技術開発部門に26年間所属し、5年間生産技術開発センター長を務めました。古河電工の4事業すべての量産装置・検査装置の開発に関与しました。 古河電気工業(株)は、車載用ワイヤーハーネスのTier1で、銅線と圧着端子やバスパーなどの導体の接続の技術を有しており、独自の『電気接続の原理』を確立しています。 私は、古河電気工業(株)で自動車部品で必要な品質に関しては経験しましたので、このレベルの品質への対応は可能です。 ご提供できる内容は、 (1)アルミと銅の異種金属接続の原理の紹介 (2)接続原理の評価方法の紹介 (3)御社の製品に適した接続方法・装置の提案 (4)御社の製品に適した接続工程の設計 ご支援するにあたり契約を締結させていたただきます。 契約の内容はご依頼内容によります。
価格情報
ご相談は無料です。 有償のサービスは以下です。 1.スポットサービス:時間単位のサービス(最低1時間、追加は10分単位) 2.業務委託サービス:技術調査や仕様書・設計資料・設計図作成などの業務委託 3.技術アドバイザー/顧問サービス:契約で内容を決める(3カ月以上)
納期
※契約期間はご依頼内容をお聞きしてご相談させていただきます。
用途/実績例
新規事業の新製品開発開発の顧問案件:1件 新規用途開発の技術アドバイザー案件:2件 新規プロセス開発の技術アドバイザー案件:1件 共同開発案件:1件(検査装置の開発) 品質改善の顧問案件:1件 スポットコンサル:100件以上(登録している技術アドバイザーのサイトを含む) 委託調査:4件
企業情報
プロセスD&Tラボは、製造プロセスの工程設計(デザイン)と生産技術の開発(テクノロジー)の研究・開発・設計・試作の支援を行う事を目的として活動しています。 特に新規事業の場合は、自社にない技術の導入やパートナー企業の選定と連携が必要になります。いわゆるオープンイノベーションによりマーケティングや製品・サービスの開発期間の短縮を図り、早期に新規分野・新規用途の参入を図り、その情報・技術を用いて自社の独自戦略を立てて事業を推進するためです よって新規事業の大変さは、参入する段階を如何に効率的にかつ効果的に設計するかによります。 その段階では自社が保有していない情報や技術の収集が必要でしかも自社に適したそれらの選択が必要になります。 私は量産装置の開発・立ち上げと、新製品の工場導入の経験があります。そこで得た失敗や成功の経験から量産ラインの設計や新規製品の導入の仕方を自分なりに会得しました。 また、銅製品、化合物半導体、石英ガラスやプラスチックという異種材料の加工時術を保有しています。 これらの量産技術と材料加工技術の知見を使って必要としている皆さんに貢献したしたいと考えています。