【お悩み】当たりを確認したい
<当たりを確認したい> 「当たり」というのは、2つの面(主に片側は凸、もう片側は凹)を接触させた時の一致度合いを意味します。 つまり、“たい焼き器”と“たい焼き”の関係において、その二つがピタリと一致する度合いのことです。 <なぜ確認したいのか> 様々な事情があります。たとえば、 一対になる2つのものが摺動する場合、当たりが一致していた方が動きがスムーズだったり、振動や騒音がなかったりします。 特定箇所だけが擦れることもないため、偏摩耗しないというメリットがあります。 <確認方法> 基準となる方に光明丹(赤色のペースト)やブリューペーストを薄く塗ります。 被検査物を光明丹を塗った部分に押し当てて、塗った光明丹がどれくらい被検査物に移るのかを確認します。 形状が一致していれば均一に光明丹が移りますが、形状に違いがあると一部分しか接しない為、光明丹は部分的にしか移りません。 <よく寄せられる相談は?> 形状は、球面やテーパの凸・凹形状の当たり確認のご相談が多いです。 用途は、「量産製品の形状を基準に照らし合わせて一致しているかの確認」という場合が多いようです。
この製品へのお問い合わせ
カタログ(4)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
渡辺精密工業株式会社は、総型ゲージ・総合ゲージ・計測ゲージ・マシンゲージ・検査具・治工具・金型部品の設計・製作を専門とする会社です。 最近は、テストピース、研究試験部品、スプラインゲージ、球面ゲージなどの設計・製作の問い合わせを多くいただきます。スプライン・セレーション関係のことなら是非当社にご相談ください。