1回のみの燃焼!残留ガスの影響を受けずに実験ができるという特長を持った装置をご紹介!
『急速圧縮膨張機関(RCEM)』は、エンジンにおける圧縮膨張の測定、 可視化を目的とした装置です。 モーターでエンジンを回転させておき、任意のタイミングで圧縮、燃焼を 1回のみ行い、残留ガスの影響を受けずに実験が可能。 クランクシャフトに取り付けられたエンコーダーにて角度を取得し、 バルブ閉タイミング、燃料噴射開始タイミング、燃料噴射時間、 点火タイミングを自由に設定できます。 【特長】 ■エンジンの構造 ・ヘッドを取り外したヤンマー製ディーゼルエンジンL70V ・延長ピストンと新規に設計制作した専用のシリンダ ・シリンダヘッドを取り付けている ■バルブは吸排気兼用で、ストッパーにより開いた状態を保持 ■延長ピストンには可視化用に石英ガラス製φ58の窓がある ■延長ピストンの間にあるミラーで反射した像を高速度カメラ等で撮影可能 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
【その他の特長】 ■ヘッドの側面にも石英ガラス製φ20の窓が設けられ、プラグの火花や火炎を観察できる ■吸気タンクにはエアーコンプレッサーを接続できるようになっており、吸気の圧力を 変化させることが可能 ■真空ポンプも接続されており、燃焼後は吸気系を真空にし残留ガスを完全に掃気可能 ■エンジン制御はPLCにより行われ、タッチパネルから信号タイミング、パルス幅を入力 ■ヘッド、シリンダ、吸気タンクの温度のコントロールは、温調装置にて 気温~約100℃までの範囲で可能 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
【用途】 ■研究・教材 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
FCデザインはエンジン制御や開発に伴う機器を独自に開発、生産、販売する会社です。モーターサイクル向け商品、エコラン向け商品、動力計商品の他に、小型エンジンの開発、計測制御にかかわる特注機器の開発も行っています。もともとエンジン設計開発や電子制御設計開発を得意とする技術者が集まっている会社で、本質を見極め、無駄を省いた設計を行うことを目標にしています。開発設計のポリシーは設立前から活動しているエコランチームでの経験で培われたものであり、設立当初に開発した特注機器から現在の商品まで変わっていません。 モノ作りとはただ作るだけでなく、それを評価し、改良し、目標を達成する活動です。教育・研究の現場や個人の創造活動のお役に立てるよう、商品の開発・開拓を積極的に行って行きたいと考えています。FCデザインにお寄せいただくお客様のご要望から、社員それぞれのモノ作りや教育の現場での経験まで、日常生まれた様々なアイディアを形にしていくことで新たな商品を生み出しています。自らがモノ作りを楽しみ、開発する楽しさを提案して行く、それが FCデザインの活動です。