従来の免疫グロブリン製剤に比べて、飛躍的に抗炎症効果の高い免疫グロブリン製剤とその製造方法をご提案します
免疫グロブリン製剤(IVIG)は、川崎病等の自己免疫疾患治療薬として、最近その需要が増加傾向にあります。然しながらその原材料が多くの健常者の献血から得た血漿成分のため、将来的な供給問題が懸念されています。今回紹介している新規の免疫グロブリン製剤は、従来品に比べて約10倍の抗炎症効果を発揮しますので、原材料使用量を格段に削減できると共に、コストも格段に低減することができると考えられます。 【特長】 ・ガラクトシル非フコシル化(G2)血清IgGの製造方法を確立ました。 ・(G2)IgGは健常人の血液に含まれる天然の成分であり、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)のFcγIIIa受容体に結合することで、免疫の暴走を抑制し炎症を抑えます。 ・マウスによる実験で有効性確認済みです。
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基本情報
関連特許: 特開2021-42195 PCT/JP2021/008404
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用途/実績例
川崎病、特発性血小板減少性紫斑病、ギラン・バレー症候群、多発性硬化症、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、天疱瘡、類天疱瘡、重症筋無力症、ANCA関連血管炎、慢性炎症性脱髄性多発神経炎、自己免疫性好中球減少症、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性後天性凝固第VIII因子欠乏症、スティフ・パーソン症候群、多病巣性神経障害、ベーチェット病、潰瘍性大腸炎、クローン病、Reiter関節炎、多発性筋炎、皮膚筋炎、限局性強皮症、全身性強皮症、Sjögren症候群、抗糸球体基底膜腎炎、原発性硬化性胆管炎、原発性抗リン脂質抗体症候群、中毒性表皮壊死症、移植片対宿主病、敗血症 など
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有限会社山口ティー・エル・オーは大学等技術移転促進法に基づき、文部科学省、経済産業省により承認されたTLOで、法人化前の平成11年11月に山口大学の教員50名の出資(資本金400万円)により設立された、リエゾン(人と人との橋渡し)一体型の技術移転組織です。 大学での研究成果を技術移転等の形で社会に還元します。 また、会員企業を募って発明情報などを優先的に開示し、これらを通して地域経済への発展にも貢献すべく活動しています。