こちらは、リアルタイムPCR用チューブです。
医療用プラスチック製品の中でも、リアルタイムPCR用チューブは胴体部分の肉厚を極力薄くするというニーズがあります。リアルタイムPCR用チューブは、加熱と冷却を繰り返すため、熱の伝導が良くなければなりません。しかし、肉厚が薄くなると金型のコアとキャビのずれが、ほんの少しでも大きな偏肉製品になってしまいます。例えば、チューブの製品肉厚が0.4ミリと薄肉の場合、キャビとコアの芯ずれが0.05ミリあると。肉厚の厚い側は0.45ミリ、薄い側は0.35ミリとなり0.1ミリのずれになってしまいます。0.05ミリのずれが、0.4ミリの25%のずれになってしまうのです。従って、金型設計の時点で、キャビとコアの位置合わせ機構に工夫が必要です。またプラスチック成形条件の最適化の際にも、偏肉しないように配慮することが重要です。
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基本情報
医療用プラスチック製品の中でも、リアルタイムPCR用チューブは胴体部分の肉厚を極力薄くするというニーズがあります。リアルタイムPCR用チューブは、加熱と冷却を繰り返すため、熱の伝導が良くなければなりません。しかし、肉厚が薄くなると金型のコアとキャビのずれが、ほんの少しでも大きな偏肉製品になってしまいます。例えば、チューブの製品肉厚が0.4ミリと薄肉の場合、キャビとコアの芯ずれが0.05ミリあると。肉厚の厚い側は0.45ミリ、薄い側は0.35ミリとなり0.1ミリのずれになってしまいます。0.05ミリのずれが、0.4ミリの25%のずれになってしまうのです。従って、金型設計の時点で、キャビとコアの位置合わせ機構に工夫が必要です。またプラスチック成形条件の最適化の際にも、偏肉しないように配慮することが重要です。
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医療用プラスチック製品の中でも、リアルタイムPCR用チューブは胴体部分の肉厚を極力薄くするというニーズがあります。リアルタイムPCR用チューブは、加熱と冷却を繰り返すため、熱の伝導が良くなければなりません。しかし、肉厚が薄くなると金型のコアとキャビのずれが、ほんの少しでも大きな偏肉製品になってしまいます。例えば、チューブの製品肉厚が0.4ミリと薄肉の場合、キャビとコアの芯ずれが0.05ミリあると。肉厚の厚い側は0.45ミリ、薄い側は0.35ミリとなり0.1ミリのずれになってしまいます。0.05ミリのずれが、0.4ミリの25%のずれになってしまうのです。従って、金型設計の時点で、キャビとコアの位置合わせ機構に工夫が必要です。またプラスチック成形条件の最適化の際にも、偏肉しないように配慮することが重要です。
企業情報
確かな品質のプラスチック医療機器をご提供いたします。 ・医療機器製造販売業 許可番号 11B2X10048 ・医療機器製造業 登録番号 11BZ200082 ・ISO13485取得企業 ・クラス10,000以下のクリーンルーム内での精密成形 親和工業株式会社は、昭和49年の設立以来、プラスチック成形や金型製造の技術を磨いてきました。その過程で3D-CADへの対応、製品設計、流動解析、金型設計サービスを積極的に展開し、受託加工だけの枠にとらわれないサービスをお客様に提供してまいりました。また、医療業界のお客様との取引の中で、クラス10,000のクリーンルームの社内配備、ISO13485認証の取得、医療機器製造業・医療機器製造販売業の許可、特注成形機など、多くの医療用製品に関するお仕事に関わってきました。 特級プラスチック成形技能士による流動解析と金型設計技術に基づいた設計段階からのVA/VE提案、医療用プラスチック製品に関するあらゆるお悩みを解決いたします。まずはお気軽にご相談ください。