ワイヤレスメッシュでModbusRTU
自己最適化を行うワイヤレスメッシュにより、Modbusスレーブに接続されたワイヤレスノードがメッセージをリレーし、マスターに接続されたゲートウェイノードに伝達します。たとえ通信環境が変化しても、常に通信経路が最適化され確実にデータを伝達。LumenRadio社が特許を有する独自の周波数ホッピングにより、2.4GHzでありながら、他の電波の干渉を受けず、また与えない認知共存を行い、どのような通信環境においても安定した通信を実現します。この製品を使い、ModbusRTUをワイヤレス化することで、これまでケーブル敷設の限界から断念されていた場所にもModbusのネットワークを繋げられるほか、機器の設置レイアウトにも高い柔軟性を提供します。またケーブル敷設をなくすことで工事費用の圧縮、施工期間の短縮にも貢献します。電源を入れて3ステップで完了するマスターとスレーブの設定、メッシュトポロジーは完全にオートマチックで、煩わしい設定などは不要です。1台のマスター(ゲートウェイ)に対し、最大100ノードを1つのネットワークで管理可能
この製品へのお問い合わせ
基本情報
電源: 24 VAC ±15% 50-60 Hz, 24 VDC ±15% Max. power consumption: 2.5 W 24 V output max. power: 10 W Auto resettable fuse: Yes 周波数: 2.45 GHz, ISM band (2400-2483 MHz) ボーレート: 9600, 19200, 38400, 76800 bps 最大接続数: 100 ノード・1クライアント 最大ホップカウント: 8 ホップ 通信レンジ/1 hop: 500 m (屋内環境 約 50- 70 m ) Output (ERP): Max 20 dBm IP class: 40 動作環境温度: -20 to +55°C 重さ: 95g 寸法: W86.0 x H86.0 x D25.5 mm
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
用途/実績例
PLCを使った制御やモニタリングなどModbusを使用した既存設備の更新時、レイアウト変更などの際に、この製品を利用することで、これまでケーブルで固定されていた装置を自由にし、通信が困難であった場所もワイヤレスでつなぐことができます。この製品はModbusRTUを使用するすべての設備に後付けすることが可能で、工事も非常に簡単に実施が可能です。ワイヤレス化することの利点は、ケーブル敷設の困難な位置もふくめて大規模に1つのネットワークで管理することができる点で、LumenRadioの特許技術により、たとえノイズの多い工場やプラント設備においても、この製品は確実につながるインフラを構築します。 利用される設備の多くは、ケーブル敷設が難しいまたはシステムの稼働を止められない生産設備などのModbus接続の装置や、ビルディングマネージメント分野では、空調設備の管理、屋外では太陽光発電のモニタリング等の分野で利用されます。
詳細情報
-
W-Modbusのシステム概要です。 1台のModbusゲートウェイに100台までのノードがワイヤレスメッシュでつながり、それぞれのノードにはModbusのスレーブが接続されます。ノードは互いにメッセージをリレーする役目を担い、ネットワーク全体で通信経路は常に最適化され、それぞれのメッセージは、ゲートウェイに向けて確実に伝達されます。W-Modbusのノードはそれぞれ一台のスレーブが接続されますが、近接した位置にある複数のスレーブを接続する際、W-ModbusProを使用することで、まとめて4台のスレーブを1台のノードに接続できます。
ラインアップ(2)
型番 | 概要 |
---|---|
W-Modbus | ゲートウェイ、ノード兼用です。任意の一台をゲートウェイに設定、それ以外は個々にModbusのスレーブに一台づつ接続して使用します。 |
W-Modbus Pro | W-Modbus Proは、近接する4台のModbusスレーブをまとめて接続することが可能です。個々にW-Modbusノードを設置しなくとも、4台までであれば、まとめて接続が可能です。 |
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
当社は舞台演出産業を背景に誕生した企業です。 過酷で失敗が許されないとされる舞台演出で得た技術や感性(細やかな演出技術やワイヤレス技術など)そして、人を楽しませたいという想いを基盤とし、人がよりよく生きるための空間作りを通して人々の文化的生活向上に貢献したいと考えています。 また、日本社会の文化的生活に貢献し、且つ同時に持続可能社会の実現に貢献する技術を国内の技術企業の方々に提供しています。このことが、新しい製品開発やサービス誕生のきっかけとなり、日本社会によりよい製品やサービスが誕生することに間接的に貢献できればと考えています。その意味で、文化的な生活貢献と持続可能社会実現の2つに貢献する目的の沿った事業が定義されています。 1.スマートな建築照明制御やアーティスティックな映像技術、そしてこれらが組み合わさることで得られる効果により、人が生活するすべての空間に刺激を与える製品や技術の提供 2.ワイヤレス技術で実現するエナジーセービングとスマートなビルディング管理、メンテナンス作業の効率化、CO2削減に貢献する技術や製品の提供 これら2つの理念に基づき製品を輸入し提供しています。