微生物の遺伝学的解析
検体(培養物)からDNAを抽出し、16S rRNA遺伝子領域(細菌)またはITS領域(真菌)の塩基配列の一部を決定し、微生物の種を特定(=同定)するための情報を得る試験です。
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基本情報
価格情報
1検体あたり14,000円(税抜) ※16S rRNA遺伝子領域のほぼ全領域(10Fと1500Rを使用)を解析する場合、 1検体あたり17,000円(税抜)となります。 ※再解析する場合(解析する領域を変更したり、検体を弊社で純培養したりして再度試験する場合)には、 追加で1検体あたり12,000円(税抜)がかかります。
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
~ 1週間
用途/実績例
【試験手順】 1.DNA抽出 検体(培養物)から菌体を回収し、DNAを抽出します。 分離(純粋培養)が不十分な検体の場合、配列データが得られない可能性がございます。 ↓ 2. PCR ご指定の解析領域(16S rRNA遺伝子領域またはITS領域)をPCRにより増幅します。 16S rRNA遺伝子領域の場合、原則として10Fと800R(【使用するプライマー】参照、16S rRNA遺伝子領域の約0.8 kb)を用いて増幅します。ほぼ全領域(10Fと1500Rを使用)を解析されたい場合は、その旨ご教示ください。 ↓ 3. シーケンス反応 PCRで増幅した産物を用い、シーケンス反応を行います。 ↓ 4. キャピラリー電気泳動 シーケンス反応の産物をキャピラリー電気泳動で分離して検出することで、配列のデータを取得します。
企業情報
当センターではJIS等の規定された試験を行うだけでなく、試験目的に合った試験方法をご提案します。 問題解決のために問題全体を捉え、実用的なアドバイスを提供しています。