JIS K 6400-9(軟質発泡材料の抗菌試験)
連続気泡構造をもつ軟質発泡材料(スポンジ製品等)に用いる抗菌試験方法です。本規格のほか、同様の検体性状に適応可能な試験方法としてSIAAのシェーク法もございます。
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基本情報
・試験実施にあたって必要な情報 お見積りにあたっては、下記のような情報を頂ければスムーズです。 ・検体の種類数 ・無加工試験片に該当する検体の準備の有無 ・要求される成果物※(和文報告書以外にあれば) ・試験菌種(規定と異なる菌種で実施したい場合) ※特にご要望がなければ、和文のご報告書(試験方法・試験結果(試験成立条件の判定結果、培養後の生菌数、抗菌活性値)を記載、画像なし)のみとなります。
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用途/実績例
【試験方法】 1. 検体の準備 検体(抗菌加工試験片・無加工試験片)を3組、それぞれ滅菌容器に入れます。 2. 試験菌液の調製 規定では、1/500ニュートリエント培地を用いて調製します。試験目的により、栄養条件を変更することもあります。 3. 試験菌液の接種 検体に試験菌液を10 mL接種します。コンラージ棒などを用いて検体内部の空気を抜きながら、検体全体にほぼ均一に試験菌液をしみ込ませます。 対照区として、検体を入れず試験菌液のみを接種したものを準備します。 4. 培養 35±1℃、振幅30±5 mm、150±10 rpmで24±1時間培養します。 5. 生菌数測定 対照区は接種直後および培養24時間後、検体試験区は培養24時間後に、培養液の生菌数を測定します。 6. 評価 抗菌加工試験片・無加工試験片の培養24時間後の生菌数の常用対数値を比較し、抗菌活性値を算出します。
企業情報
当センターではJIS等の規定された試験を行うだけでなく、試験目的に合った試験方法をご提案します。 問題解決のために問題全体を捉え、実用的なアドバイスを提供しています。