ステンレスの加工、なかでも『箱物板金加工』を得意とし、ロッカー・棚・ボックスなどのオーダーメイドのご要望にお応えいたします。
■ステンレス加工における得意分野 スチール同様ステンレスについても特注のロッカーや棚、ボックス、キャビネットなどが得意であり、納入実績も豊富です。ステンレスの特徴から、食品・医薬品工場や、水を扱う職場、屋外使用などからのご依頼が多いです。 【ステンレスロッカー】 パーソナルロッカーをはじめ、着替えロッカー、貴重品ロッカー、屋外や軒下でのご使用などがあります。 【ステンレス棚】 オープン棚のオーダーサイズのご依頼が多いです。棚板は移動できる可動棚方式、もしくは溶接固定する仕様があります。 【多数マスボックス】 収納物の大きさから1マスのサイズを決めて、列・段を決めることで多数マスのボックスになります。 【その他特定用途品】 OEM供給として、薬品庫や制御盤、ボックス関係などの実績が豊富です。
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基本情報
■ステンレスについて ステンレスはステンレススチールといい、スチールに含まれる素材です。 その特徴や用途としては、以下のようなことがあげられます。 *さびに強い 最大の特徴は“さびに強い”ことであり、塗装をしないで屋外での使用や水回りでの使用で採用されることが多いです。 *価格が高い スチールに比べると価格帯が高いです。スチールの5倍程度になります。 *抗菌作用 粉じんが出にくいため、抗菌作用に優れています。 ■当社の使うステンレス材 サビにより強い『SUS304材』と厨房機器等でよく使用される『SUS430材』を使うことがほとんどです。厚みは0.8ミリ厚を中心に、1ミリ前後のものが多いです。また、処理については無垢の2B材と目をつけたヘアライン材をメインに使用しています。サイズは、尺単位のスチールと異なり、メートル単位が主流で、当社は1m×2mの定尺材から加工することが多いです。
価格帯
納期
用途/実績例
■ステンレスのものづくり ステンレスについては、スチール材の設計・加工と異なり、いくつか注意すべき点があります。 1.材料の伸びが異なる スチール材よりも固く、折り曲げ加工時の材料の伸びが異なるので、設計に注意が必要です。 2.ヘアライン目に注意が必要 外観素材によく使用するヘアライン材は、一定方向に線が入っているので、箱型にした際には、きちんとそろうように当社ではバラ図(展開図)に目方向を記載することを設計ルールとしています。 3.溶接方法が異なる スチール材の溶接がCO2溶接を多用するのに対して、ステンレス材の場合は、アルゴン溶接を採用することが多いです。 4.塗装をしない場合が多い 特にSUS304材はニッケルを含むことで、サビに強い性質が有るので、塗装をしないケースがほとんどです。但し、屋外設置の制御盤など、ステンレス製品に塗装をすることもあります。 5.仕上作業がデリケート 最終仕上げ作業がデリケートになります。表面をきれいに仕上げるため、電解研磨といって溶接痕(こげ)を除去したり、バフ研磨といって、専用業者でこすって磨いたりすることがあります
企業情報
昭和39年創業より半世紀以上、特注ロッカー・オフィス家具・スチール家具の設計・製作をしてきました。設計段階からお客様と連携し、OEM・ODMによるお客様への製品提供やオーダーメイドロッカーの製作を得意としております。 当社の強みは、豊富な設計ノウハウ・加工実績を有しており、板金の知識と豊富な設備により、自社にて一貫生産・完結できる点です。実績から生まれたオリジナルロッカーも多岐に渡り、使い勝手の良さ、丈夫な作り、デザイン性など、他社カタログ製品とは異なるユニーク性を有しています。 貴重品ロッカー・スマートロッカー・スポーツロッカー・ワークロッカー・メールボックスなどのユニークな製品群は、お客様からの声を集約した自信作です。標準品だけでなく、サイズ・カラーその他カスタマイズ化したオーダーメイド品を迅速かつ低価格でご提供できる点も、自社設計と板金加工・塗装・組立・現地据付含めた生産体制・品質保証体制によるものです。 また、生産管理システムと東大阪のものづくりネットワークにより、板金以外を含めた製品実現も可能です。ISO取得の管理体制で貴社のパートナーとなることで、製品展開や販売拡大のお役に立てます。