造形可能なサイズと材料の種類が拡大。φ1320×高さ1150mmの大物造形が可能。表面仕上げなど二次加工までワンストップ
金属3Dプリンターとは、金属の粉末材料等を用いて、CADソフトなどで作成した3Dモデル形状を造形する装置のことです。 当社の『金属3Dプリンター受託造形サービス』は、造形、解析、表面・内面の仕上げ加工まで一貫対応が可能です。 溶接構成や分割構成の部品を一体で造形することも可能であり、当社の超精密・微細加工技術の組合わせで新たな機能、性能を見出される部品になればと思っております。 造形可能サイズが最大φ1320×高さ1150mmに拡大し、大物造形が可能になりました。難加工素材にも対応しています。 造形解析により、二次加工を考慮した造形の最適化も行い高品質の造形を実現しています。 半導体、医療、電子機器、エネルギー、航空・宇宙など幅広い分野の精密部品製作で実績があります。 量産対応に向けた少量試作のご要望も、お気軽にご相談ください。 ※サービス紹介資料のほか、3Dプリンターの技術資料などを進呈中です。 PDFダウンロード」からご覧ください。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
<特長> 1)造形解析”MSC社のSimufact additive”を用いて事前検証するので造形失敗リスクを低減。 2)金属3Dプリンタの大敵である熱ひずみも造形解析を駆使してモデル形状を補正し最小化。 3)造形物の表面はザラザラしています。ブラスト仕上げだけでなく部品形状に合わせて最適な研磨方法を選択し、表面粗さを改善。 4)1個から試作対応します。量産品対応も可能。 5)造形品の品質に不安がある場合、原料の品質確認(組成や流動性など)、造形品の品質確認(組成や強度など)、製造工程凍結などお客様と品質管理方法を協議し、対応。 (航空宇宙防衛向けの品質マネジメントシステムJISQ9100取得済み) 6)タングステンなどの難削材料を切削加工でなく積層造形法で製造。 7)金属3Dプリンタでの製造に合わせた形状の最適化提案。 8)造形物の精密洗浄にも対応。半導体産業など高い清浄度が求められる用途でも対応可能。
価格帯
納期
用途/実績例
※対応材料 ニッケル合金 ALLOY( IN718、 C276、 X) チタン(Ti64) 、純タングステン(W) 、純タンタル(Ta) 、純モリブデン(Mo) ステンレス(SUS316L) 、ステンレス(SUS630) 、ステライト6 マルエージング鋼 、合金工具鋼(SKD61) 、高速度工具鋼(SKH51) スーパーインバー 、アルミ合金(AlSi10Mg) 、アルミ合金(AlSi12) ※サービス紹介資料のほか、3Dプリンターの技術資料などを進呈中です。 「PDFダウンロード」からご覧ください。
カタログ(3)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
精密微細加工技術は、現代の先端産業を支える共通基盤技術としてますます重要視されております。 東レ・プレシジョン株式会社は、1955年の創立以来、合成繊維製造のキーテクノロジーであります紡糸用口金を製造し、 日本及び欧米を含む世界の合繊メーカーに提供することにより合繊業界の発展に貢献してまいりました。 一方でこの間に培った精密微細加工技術の経験と技術は他の産業分野にも幅広く生かされております。 精密加工部品は航空機、産業ロボット、計測制御機器等の重要な部分に組み込まれており、 また独自で開発し設計・製作した流体用特殊ノズルは各種産業機械の重要なコンポーネントとしてその機能を十分に発揮しております。 サブミクロン単位を誇る超精密微細加工技術は、高度情報化社会を実現するために不可欠の光通信分野にも生かされています。 フェルール、アダプター等の光部品に加え各種光デバイスの商品化も行ってきました。 このように超精密微細加工技術のパイオニアとして、今後とも高精度、高品位の製品を送り出すことにより社会に貢献いたします。