撥水撥油性とは基材表面が水や油を弾く性質のことを指します 水が素材表面に濡れ広がることがなく、球体となってしまう状態が撥水です
繊維に撥水性コーティングを行った場合、薄膜でコーティングされており、生地の布目全てを覆うことが無いため、通気性に優れている点がメリットです。 ただし、水に高い圧力が加わった場合、生地の目から裏側に抜けてしまうことがあります。 撥水性と防水性の違いとは 撥水と防水の違いを簡単に説明すると、撥水性は上記で説明した通り水をはじくことで、防水性とは水を通さないことです。 つまり水を通さない状態が「防水」、表面上で水をはじいている状態が「撥水」です。 撥水加工のメリット・デメリット ・メリット 撥水加工の長所は、素材の隙間を埋めることがなく、通気性を保てることです。そのため、ダウンジャケットやコートなど、着心地を損なわずに少量の雨で濡れたくない場合に撥水加工がよく用いられます。 ・デメリット 撥水加工はあくまで表面的なものとなっているため、上記のように、大雨の時などでは水圧により素材内部に水がしみこむ場合があります。
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基本情報
■フッ素樹脂TFEの摩擦係数が低いわけ ・TFE分子内の原子間結合力が大きいため、TFE分子と接触する 相手材の分子間力が小さくなる。 ・摩擦(滑ること)によりTFE分子が相手材に微量付着してTFE 同士の滑りとなる。 ・TFE分子の表面が凹凸が少なく滑らかな構造になっている。 ・TFE分子の配向により摩擦の抵抗が緩和されやすい。 このような理由からフッ素樹脂TFEは潤滑性に優れていると考えられ ています。 ■フッ素樹脂コーティングによる低摩擦コーティング フッ素樹脂は、コーティングによりフッ素樹脂を金属などの表面に被膜にできます。 フッ素樹脂コーティングを施すことで、フッ素樹脂の特長を部品や設備に利用でき、製品を滑りやすくしたり、装置の一部に潤滑性を与えることで、生産性の向上や工程トラブルの防止が期待できます。 ■滑り性の良いコーティング みのる産業の【フッ素樹脂コーティング】では、 フッ素樹脂でコーティング面を凸面にして接触面積を小さくする技術により、滑りにくいとされるゴム製品などの滑り性を改善できます。
価格帯
納期
用途/実績例
タッチパネルの撥水 撥油 指紋防止 金属 表面処理 表面改質 モーターの軸受け油流出防止 HDD流体軸受けのオイルバリヤ HDD磁気ヘッドへの潤滑油移行防止 DVD等の光学レンズへのオイル移行防止 低分子シリコンからの電気接点保護 コンデンサー・リード線への封止樹脂付着防止 コネクター・電子部品 フラックスはい上がり防止 プリント配線板の撥水 防湿コーティング 絹や綿などの繊維撥水 防水 木材の撥水 皮革撥水 防水
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各種機能性特殊塗装、樹脂コーティング全般(下記参照:金属表面処理)の社内加工を行っております。 他、本社商社部門において機械関連製品の販売・加工。樹脂製品の販売・加工。FA設備の設計、施工。