金型屋コラムでは金型のあれこれについて随時発信していきます!(弊社Instagramでも金型屋コラムを掲載しています。)
前回までのコラムでは単発型・順送型についてご紹介しました。 今回は3つ目、トランスファー型についてご紹介します! トランスファー型は、単発型が複数並んだ状態の金型です。順送型同様コイル材(コイル材についてはコラム2を参照)を用いて行います。単発型間はフィンガーと呼ばれる治具で移動させ、次の工程へ進みます。この加工方法は自動で生産するので大量生産に適しています。 メリットとしては、自動化されているため大量生産が可能で、品質が安定する点が挙げられます。また、順送型よりも工程数を増やすことができ、より複雑な加工が可能です。 デメリットには単発型間を移動させるための搬送機構の設計が難しい点や、単発型がいくつも並ぶことになり、比較的価格が高くなる点があります。 トランスファー型に向いている加工品は絞り加工などを必要とする複雑な加工品となります。 次回のコラムでは「船底現象」についてご紹介します!
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当社は精密プレス金型設計製作、高精度精密部品加工の会社です。私たちは、技術力と創造力によって、お客様に信頼と満足を提供します。 社会の役に立つ、皆様に頼られる会社として 私たちは金型の供給を通じて、社会の役に立つ仕事をしています。 他社ではできないことは何か、南雲製作所でしかできないことは何かということを突き詰め、お客様の課題解決をテーマとし、高精度な金型づくりに取り組ませていただきます。 そして、3つのこだわりとして掲げる“信頼” “安心” “問題解決力”を提供し続けてまいります。 「やっぱり南雲製作所に任せて正解だった」 お客様からそう言っていただける仕事をこれからも続けてまいります。