繊維本数が多いほど、断熱性能の低下を防止!温域別での断熱性能をご紹介します
『ロックウール』の断熱効果は、その体積中の95%以上を占めている空気が、 繊維によって微細な空隙に区切られ、動きにくくなることによって発揮されます。 ロックウール中の空気はその温度が上昇するにつれて、より活発に 活動するため、雰囲気温度の上昇とともに断熱性能は低下。 しかし密度が高いほど、つまり単位体積中の繊維本数が多いほど、 空気の流れの抵抗が増し、断熱性能の低下を防止します。 「ロクセラム」は耐火性に優れ、400℃程度の高温領域でも断熱材として 利用できるため、プラント設備など厳しい条件下で幅広く利用されています。 詳しくは下記のPDFダウンロードよりご覧ください。 【温域別での断熱性能】 ■低温域(100℃以下) ・密度が80~100kg/m3で最低値を示しますが、全密度範囲で大きな差はなし ■高温域(100℃以上) ・100℃以上では、温度の上昇とともに熱伝導率は二次関数的に上昇 ・この傾向は密度が高くなるほど穏やかになる ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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当社は、平成元年(1989年)川崎製鉄(現、JFEスチール)と松下電工(現、パナソニック)の2社が主要株主となり、高炉溶融スラグを使用した無機質繊維ロックウールの原綿及びその加工品の製造販売を目的として設立されました。 ロックウールは、その優れた耐熱・断熱性能により、省エネルギー、耐火・断熱性能の向上に大きく寄与しています。 また当社の製造プロセスは、製鉄所の副産物である高炉スラグを高温のまま再利用しており、通常プロセスの半分のエネルギーで製品を製造しております。 当社はJFEグループの企業理念であります「常に世界最高の技術を持って社会に貢献します」をモットーに、挑戦・柔軟・誠実の行動規範を実践し、お客様のご要望にお応えする商品の提供を進めてまいります。