金型屋コラムでは金型のあれこれについて随時発信していきます!(弊社Instagramでも金型屋コラムを掲載しています。)
今回のコラムでは「舟底現象」についてご紹介します! アイコンの図のような端子形状を抜き加工したい場合に、図Aのように1ピッチごとに加工すると打ち抜く際に押さえる面積が狭くなります。 すると押さえの面積が狭い部分について、パンチが下りてきた勢いでストリッパープレートが製品を押さえきれずにクルっと傾いてしまうことがあります。これが舟底現象です。回ってしまった製品が舟底のようになるため、舟底現象と呼ばれます。 これを回避するために、レイアウト上の変更は必要ですが例として、図Bのように多数ピッチ送りにするということが考えられます。多数ピッチ送りの場合、1つの集団を1回で抜く(すべてのパンチが同時に下りてくる)ため、製品部分が転ぶ余地がなく、このような問題は生じません。 しかし一方で、ダイの間隔が狭まることになるため、ダイの強度が問題となります。強度計算をした上で仕様を決める必要があります。
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当社は精密プレス金型設計製作、高精度精密部品加工の会社です。私たちは、技術力と創造力によって、お客様に信頼と満足を提供します。 社会の役に立つ、皆様に頼られる会社として 私たちは金型の供給を通じて、社会の役に立つ仕事をしています。 他社ではできないことは何か、南雲製作所でしかできないことは何かということを突き詰め、お客様の課題解決をテーマとし、高精度な金型づくりに取り組ませていただきます。 そして、3つのこだわりとして掲げる“信頼” “安心” “問題解決力”を提供し続けてまいります。 「やっぱり南雲製作所に任せて正解だった」 お客様からそう言っていただける仕事をこれからも続けてまいります。