海岸で採取したプラスチックをその場で材質判別できるため、参加者がプラスチックとの付き合い方を考える良いきっかけになっています。
プラスチック材質判別装置 導入事例8 ■業種:環境調査会社 ■用途:環境教育におけるプラスチックゴミの材質判別など 【お客様の抱えていた課題】 CSR/SDGs活動として開催する環境教室では、イベント参加者とともに海岸でプラスチックゴミを回収し、プラスチックゴミの材質が何か調べますが、現場で材質を調査するのは難しい状況でした。マイクロプラスチックの研究分野で材質分析に使用されるFT-IR(フーリエ変換赤外分光光度計)は、一般的に高価であることに加え、精密機器であることや装置の大きさや重量といった可搬性の観点、および電源確保の観点から、野外に持ち出して使用することが困難であるためです。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい
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基本情報
【導入後】 ■タブレットとセンサーをUSBケーブルで接続する持ち運びが容易な装置であるため、野外で採取したプラスチック片をその場で材質判別ができるようになりました。 ■操作方法が極めて簡便であることから、特別な使用説明をすることなく材質判別を行うことができるようになりました。 ■採取したプラスチック片を、ぷらしるを用いて参加者自身がその場で材質判別することを通じて、自分たちの生活の中でどのようなプラスチックが使われているかを把握し、どのようなプラスチックが環境汚染に繋がり、自分たちはどの様な低減対策を取ることができるか、と言った点を具体性をもって考える事ができるようになりました。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい
価格帯
50万円 ~ 100万円
納期
用途/実績例
【産廃処理業者】 ・納品時・受入時のプラスチック材質判別 ・RPF固形燃料へのPVC(塩ビ)・PETの混入防止 【メーカー】 ・納品時・受入時のプラスチック材質判別 ・自社製品の材質判別 【食品工場】 ・混入した異物(プラスチック)の発生源をトレースするため 【環境調査会社】 ・調査先での材質判別に使用
カタログ(11)
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■はじめに 山本製作所は、1918年に山形県天童市で創業された機械メーカーです。農業機械、特に穀物乾燥機や稲わらカッターで国内トップシェアを獲得してきました。 「農業と歩んできた企業だからこそ、食糧生産を支える地球環境の改善に貢献したい」この思いと培われた技術から生まれたのが、発泡スチロール減容機「ハイメルター」です。自社製品の提供を通じて、静脈産業(※)で挑戦する人たちとともに業界の明るい未来をつくる。それが私たちの使命です。 ■開発への思い 廃棄されていた物を資源と捉え、廃棄物を出すことなく資源を循環させる「サーキュラーエコノミー」という考えが注目を集めています。しかし、そこで大きな役割を果たす静脈産業(※)は、世間の関心は決して高くなく、多くの企業が人手不足に悩んでいるというのが実情です。モノづくりを通して、この業界にスポットライトを当てて変化を起こしたい。それが私たち山本製作所のつくる環境機器全てに込められた思いです。 ※製造業など製品を生み出す「動脈産業」に対して、その廃棄物を回収して再生・再利用、処理・処分などを行う産業は、人間の血液の循環に例えて「静脈産業」と呼ばれてます。