今までになかったメンテナンスが容易で低落差・低流量環境下でも安定して発電するマイクロ水力発電システムWaterWeco(R)
自然環境に適した持続可能な分散型エネルギー WaterWeco(R)は、昼夜・期間を通じて独自の特許機構により変動が少ない安定した発電ができます。各地に点在する農業用水路や工業用水路に水車を設置し、自然エネルギーを有効活用する取り組みです。数々の自治体や大学、研究機関との実証実験を繰返すことで、1ユニットで数W〜20kW規模のシステムを主に取り扱っています。幅広水路であれば、並列設置によりユニット数を増やすことで発電量を増やすことが可能です。 水の速度エネルギーを堰などで打ち消すことない仕組みなので、そのまま水車に伝えることが可能です。(溢水リスクも極めて低い)また、(魚種にもよるので、事前の生態把握・専門家との協議が必要)生物多様性にも配慮できる魚道も確保できます。
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基本情報
・独自機構により塵芥装置・対策が不要で、初期費・維持費が経済的 ・独自機構により溢水リスクが極めて低く、速度エネルギーを有効活用 ・独自機構により魚道が確保でき、生物多様性に配慮 ・独自機構により流量が変動しても、発電効率が安定 ・研究開発により従来型と比べて、高効率化を実現 ・独自のIoTシステムで遠隔監視装置を安価で導入・運用可能
用途/実績例
農業用水路、工業用水、発電放流水など
詳細情報
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急流工や、落差工に小水力発電装置を設置する場合、魚の遡上を阻まないようにすることで、生物多様性に配慮することが欠かせません。WaterWeco(R)は水の表層部分のみを発電に利用する構造であるため、魚が遡上できるクリアランスがあります。
企業情報
出力は主に5〜100kW程度に対応。ユニット化により並列設置が可能。(※流量により強度計算が必要な場合も有)略歴:2009年〜岡山県岡山市、岡山県津山市、広島県三次市などの自治体やコンサル会社などとFS(実証実験)、売電設備・自家消費設備を所有、長期に亘り運転試験、発電効率の改良を重ね、公益財団法人岡山県産業振興財団などの支援、国立大学法人長崎大学大学院工学研究科、流体専門の研究機関、株式会社西日本流体技研と2016年〜協働研究、最適化、製品化、実機設置運転完了、2020年10月に特許登録(その他欧米など海外特許、WaterWeco(R)商標、水車羽根形状の意匠登録) ※溢水リスクにより設置不可能だった適地に設置が可能 ★省力化➣塵芥・豪雪対策が容易(除塵装置不要)➢維持費用(初期費用)の大幅低減 ★流量変動に合わせた自動レイアウト制御機構➢期中安定した発電効率 ★生物多様性配慮➣魚が遡上する河川に設置する場合でも魚道を確保可能 ★受賞・技術登録履歴:エコプロアワード・発明協会会長賞などの各種アワード受賞・UNIDO STePP登録