冷却塔(クーリングタワー)実験装置
ビル空調や冷暖房設備の冷却水を冷却する解放式冷却塔(向流型)の卓上型実験装置です。温度制御された温水は冷却塔上部から噴霧され、充填材を通過しながら空気によって冷却され水タンクへ戻ります。吸気口のオリフィスは空気量を計測し、可変速ファンによって送られた空気は冷却塔下から上(向流)へ排出されます。 各センサ計測値(温度/湿度/流量/圧力)は操作パネルにデジタル表示され、付属ソフトを利用してPC(別売)でデータを収集・自動計算します。装置には透明で内部状況を観察できる標準冷却塔が1台付属されています。また別売オプション4種類の冷却塔を使用して幅広い実験を行うことができます。
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基本情報
EC1000V仕様 寸法・重量:約1016 x 620 x H1180mm、約70kg 電源:単相AC100V 20A 又は AC200V 10A 50/60Hz 給水:蒸留水10L(初期充填量)、約2L/時間(損失量) 温水循環システム:最大流量約0.85L.min-1、加熱ヒータ(PID制御)実験最大温度60℃、流量調整と噴霧バルブ、実験最大温度60℃、流量調整と噴霧バルブ 空気循環システム:最大質量流量約0.02kg.s-1、可変速ファン、排気ルーバ付 流量計測(デジタル表示):水流量センサ、空気流量計測用オリフィス、水損失計測容器 温度計測(デジタル表示):水温度x2ヶ所(冷却塔出入口)、空気温度x3ヶ所(冷却塔出入口、オリフィス入口) 湿度計測(デジタル表示):相対湿度x2ヶ所(冷却塔出入口) 圧力計測(デジタル表示):オリフィス差圧、冷却塔内差圧 保護回路:サーマルスイッチ(公称68℃)
価格帯
納期
用途/実績例
主な実験項目(付属冷却塔、別売オプション冷却塔A/B/C) 実験1. 水量又は空気量の変化が熱量(W)や冷却塔効率(%)、冷却塔内圧力に及ぼす影響 実験2. 湿り空気線図で水量又は空気量変化による乾球温度変化を比較 実験3. 水温変化が熱量(W)や冷却塔効率(%)に及ぼす影響 実験4. 湿り空気線図で水温変化による乾球温度変化を比較 実験5. 水損失の計算値と実計測値を比較 実験6. 冷却塔内充填層の特性(別売オプション冷却塔Dのみ)
詳細情報
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独自の計算式入力やレイアウト変更が可能 VDASソフト画面(付属品)
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VDASソフト湿り空気線図画面(付属品)
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装置構成参考図
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冷却塔頭部参考図
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メガケムは全国の大学、短大、高専、高等学校、専門学校へ各種実験、実習装置の設計・製作・輸入販売を行っています。 世界は様々な分野において発展を遂げてきましたが、私たちの地球環境は自らによって乱され限界に近づいている様に思えます。地球環境と共生する新しい日本の技術を世界は求めています。